大事故や災害によって命の危機に瀕する患者を救うため、危険な現場に飛び込んでいく救命救急医。
都知事の命で新設された「TOKYO MER」。
「TOKYO MER」の使命は、最新の医療機器とオペ室を搭載した大型車輌(ERカー)で現場に駆けつけ、負傷者にいち早く救命処置を施すこと。
一人も死者を出さないことが、彼らに課されたミッションである。
「TOKYO MER」のリーダー・喜多見幸太(鈴木亮平)は、驚異的な救命技術を持つスーパー救命救急医。
「待っているだけじゃ、救えない命がある」という強い信念で、どんなに危険な現場でも患者の元に駆けつける。
救命救急チーム「TOKYO MER」のメンバーは、救命医療のスペシャリストたち7人。
発足記念式典の最中、バス事故で重篤患者が出ているとの通報を受け、チームは現場へ急行する。
そこには、何人もの命の危機に瀕した患者が待ち受けていた!
そして事故現場で緊急オペをするという前代未聞のミッションに挑む。
医師の常識を超越した喜多見の救命行為は、厚生労働省で問題視されてしまう。
発足早々に解散の危機を迎る「TOKYO MER」に、工場爆発という更なるミッションが発生・・・。
第1話
「TOKYO MER」発足記念式典の最中、バス事故で重篤患者が出て「TOKYO MER」は現場へ急行する。
第2話
工事現場での鉄骨落下事故に出動したが、危険な現場でオペする喜多見幸太に、弦巻比奈は反発するが、比奈の起こしたミスにより患者は危険な状態に・・・。
第3話
重病の少女を人質に立てこもり事件が発生!急行した「TOKYO MER」の喜多見幸太は、少女に薬を服用さないと命に危険があると主張するが・・・。
第4話
トンネル崩落事故発生!現場に駆けつけた「TOKYO MER」の喜多見幸太は、移植手術のため心臓を運搬中の医師が、ガレキに埋まっていることに気づく。
第5話
喜多見幸太の妹・涼香と妊婦を乗せたエレベーターが火災により急停止!煙が充満し酸欠状態のエレベーターで妊婦の容態が急変!
第6話
18人の小学生が山中で突如として失踪する謎の事件が発生。「TOKYO MER」の喜多見幸太は、メンバーを分散して捜索、治療することを決断をする。
第7話
外国人労働者が原因不明の症状を訴え、集団食中毒事件と思われたが、なぜか現場は多くの警察官によって占拠されていた。そこに公安刑事の月島しずかが現れ、患者の身柄を拘束してしまう。
第8話
病院が停電により全ての医療機器が停止!多くの患者が死に直面するパニックに・・・!出動した「TOKYO MER」メンバーだが、喜多見幸太の空白の1年の秘密を知ることに・・・。
第9話
外国大使館で二酸化炭素中毒事故が発生!しかし大使館内は各国の領土であり、許可なく立ち入れないという壁が立ち塞がる。
第10話
ある大学で爆破事件が発生する。駆け付けた喜多見と音羽尚だったが、それは更なる爆破テロを仕掛けたエリオット・椿の罠だった。校舎内で重傷者のオペを行う2人だったが、SNSの噂を信じ込んだ学生達は喜多見をテロリストと疑い、とんでもない行動に・・・。
最終話
妹・涼香を亡くし、失意のどん底にいた喜多見幸太は「TOKYO MER」脱退を告げる。一方、都知事の赤塚梓は意識不明のまま生死の境をさまよっていた。そして、音羽尚は大物政治家・天沼夕源に逆らえないまま、遂に「TOKYO MER」解散が決定しようとしていた。そんな中、エリオット・椿による連続爆破テロで東京中が炎上!多くの負傷者が出るが、「TOKYO MER」は出動せず、ERカーの使用も禁じられてしまう!最大のピンチを迎えたメンバー。しかし、その時・・・喜多見の心を震わせる「言葉」が響いた。
(TBSテレビ、日曜劇場「TOKYO MER ~走る緊急救命室~」より)
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