「恋する母たち」
名門校に息子を通わせている三人の母たち「杏」「優子」「まり」。
母であり、妻であり、現役の女である彼女たちの人生はしだいに交錯し始める。
それぞれの岐路に立ったとき、子供は、夫は、出会った新たな男たちは・・・?
石渡杏(木村佳乃)は、女手一つで育てた息子が名門・麻蔵学園高校に合格し、保護者説明会に出席する。
教室には、子どもを中学から麻蔵学園に通わせている林優子(吉田羊)と蒲原まり(仲里依紗)の姿もあった。
3人の母親には、人に言えない悩みや心の傷があった。
杏の夫・慎吾(渋川清彦)は11年前に人妻と失踪し、そのことを相手の女の夫・斉木巧(小泉孝太郎)から聞かされた。
キャリアウーマンの優子は、売れない小説家の夫・シゲオ(矢作兼)と引きこもりの息子・大介(奥平大兼)を養っている。
セレブ主婦のまりの悩みは、弁護士の夫・繁樹(玉置玲央)の不倫。
そしてある日、再び斉木が杏を訪ねてきて、思いもよらない事実を告げられる・・・。
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