「M 愛すべき人がいて」
歌姫・浜崎あゆみ誕生に秘められた出会いと別れの物語
福岡から上京し、トップスターに上り詰めていくことになるアユ。
レコード会社「A VICTORY」を設立、日本の音楽史を塗り替える伝説を作り続ける希代のプロデューサー・マサ。
歌姫・浜崎あゆみが誕生するまで、そしてそこに秘められた出会いと別れを、90年代の名曲とともに描くアユとマサの物語。
ジェットコースター・ラブストーリーでクセモノたちも大暴れ!
第一話 あらすじ
1993年、アユ(安斉かれん)は、福岡から祖母・幸子(市毛良枝)とともに上京してきた。
ギャラのいい東京で売れれば家族の生活が楽になると意気込むアユだが、高校に通いながら細々とエキストラのような仕事をこなす日々を送っていた。
そんなある日、歌手を目指す友人・玉木理沙(久保田紗友)から六本木のディスコで、レコード会社「A VICTORY」プロデューサー、マサ(三浦翔平)が次のスターを探していると聞き、一緒にベルファインに通い始める。
一方、会社の売上を人気プロデューサー・輝楽天明(新納慎也)一人が担っていることに危機感を感じているマサは、社長の大浜(高嶋政伸)に、ほかにもヒットを出さなければ未来はないと進言するが、聞く耳をもたない。
一蹴されたマサに秘書・姫野礼香(田中みな実)は、「私は昔からマサのすごさを知っている」と優しい言葉を掛けるが・・・。
その夜、ベルファインのVIPルームに赴いたマサは、直属の部下・流川翔(白濱亜嵐)に「いいと思うやつを連れてこい!」と指示を出す。
連れてこられた中には、流川イチオシの理沙と無理についてきたアユの姿もあった。
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