離婚活動はじめました。
運命的な出会いをし、交際ゼロ日で結婚した二人が早くも離婚!?
結婚したのは間違いだった・・・?
北川景子と永山瑛太が送る離婚から始まるラブストーリー・・・?
第1話
ファッション雑誌の編集者・水口咲(北川景子)は、現代的で自由な家庭で育った自分に正直な女性。航空自衛隊員の緒原紘一(永山瑛太)は、厳格な自衛官一家に育った生真面目な航空救難団のエース隊員。雪山で遭難した咲を、紘一が救助した事がきっかけで交際ゼロ日で結婚。幸せな新婚生活が始まると思われたのだが・・・。互いの生活習慣の違いや結婚生活に求める価値観の違いで意見が対立。売り言葉に買い言葉で、新婚早々離婚を決意する。2人が離婚を考えていることを紘一の両親に話そうとすると、母・薫(宮崎美子)と父・正(酒向芳)から先に「自分たちは離婚する」と言われてしまい・・・。更に咲の父・武史(平田満)と母・美土里(三石琴乃)の間にも・・・。
第2話
咲は交際ゼロ日婚を果たしたが、お互いの不一致に離婚を決意。しかし、歩道橋で足を滑らせた自分を身を挺して守ってくれた紘一の頼もしさと、「まだ君の夫だから」という優しい言葉に心が揺れる。そんな時、紘一の母・薫が離婚届を残して家を出て行った。2人で緒原家に駆けつけると、父・正は紘一の妻である咲に夕飯の支度を要求し、咲は腹を立てる。翌日、咲は編集長の大崎から、ラルフローレンの新連載の企画を聞く。連載を依頼する吉良夫妻を招いてパーティーを開くので、咲にも夫婦で出席してほしいという。数日後、紘一は隊長の重森から、今年のバーベキュー大会には夫婦で参加するよう念押しされる。
第3話
咲がキャンプ場近くの林の中で迷っているところを紘一が見つけ出し、背負って帰ってくれたことを素直に感謝する。そんな時、咲の母・美土里が2人の新居にやって来て、夫・武史と離婚するのでここに住むと言い出す。一方、紘一の母・薫が、箱根の温泉旅館で働いていることがわかる。夫の正は迎えに行くことを拒否したため、紘一と咲が会いに行くことに。リコカツ中の2人だったが、初めての旅行はどこか楽しみで、周囲からも「新婚旅行」とひやかされ、まんざらでもない。この箱根旅行で離婚の決意はどうなる?
第4話
咲は紘一が自分と結婚した理由に心を打たれ、紘一も理解してくれている咲のことを愛おしく思う。紘一の母の離婚騒動を機に初めて気持ちが通じ合えた2人。夫婦仲良く帰宅すると、家にはなぜか咲の元カレの貴也がいた!咲の母・美土里が、弁護士である貴也に自分の離婚を相談していたのだ。貴也はそこが元カノ・咲の新居であり、その夫がスポーツジムで仲良くなった紘一だと知る。そして、この一件で再び咲と紘一の間に距離ができてしまう。翌日、咲は異動になった文芸部で、恋愛のカリスマ小説家・水無月連の担当を命じられる。しかし、その言動は身勝手極まりないもので・・・。
第5話
離婚は棚上げにして最初からやり直そうと心を新たにする咲と紘一。その夜、紘一の母・薫が戻って来たと正から連絡が入る。早速二人で駆け付けると、薫は旅館の給与明細を見せ、正に離婚を迫る。翌朝、咲は紘一の好きな料理の作り方を薫に教えてもらうことに。一方、紘一は咲の母・美土里から離婚宣告された武史を心配し、咲の実家に行ってみると、そこには武史の浮気相手と思われる里奈の姿が。さらに美土里から離婚届を託された貴也もやって来て、紘一、武史、貴也、里奈の4人はすき焼きを囲むことに・・・。そんな中、紘一に異動の話が持ち上がる。
第6話
互いを愛しく思いながらもすれ違う咲と紘一は、ついに離婚届に判を押す。咲がリノベーションした新居も、新婚夫婦に引き渡すことになり、二人の生活も残りわずか。そんな中、水口家に家族全員が集まった。美土里と武史が夫婦で話し合う時間を咲が設けたのだが、願いも虚しく武史は離婚届を最後のプレゼントだと差し出す。一方、緒原家でも薫と正に別れの時が迫っていた・・・。咲は紘一と過ごす最後の夜、料理を用意して紘一を待つが、紘一は勤務中のトラブルで連絡が取れない。すると小説家の水無月連が現れ、勝手に部屋に上がり込んできた。しばらくすると紘一が帰宅し、水無月と一触即発!?
第7話
咲と紘一は、互いを思いながらも離婚し、別々に生きていくことを決める。翌朝、咲は武史、美土里らに紘一と離婚したことを報告する。するとそこに正、薫が、紘一がやって来て、咲たちに三人で頭を下げる。正は、咲と紘一の離婚を止めようとするが、その場にいる三夫婦が離婚したことが明らかに・・・。さらには、楓まで離婚する予定だと告白し・・・。咲から離婚したことを聞いた連は、「愛なんてこの世に存在しない」と切り捨てながらも紘一には興味がある様子。
第8話
咲と紘一の離婚をきっかけに、なにやら周囲がざわつき始めた。貴也は、咲に告白し、連は紘一を挑発する。咲は連の編集担当になってから文芸部でも評価が高く、仕事にやりがいを感じている。ある日、咲が働く編集部に連がやって来て、咲を外に誘い出し、自分身の上話をしながら「咲のために小説を書きたい」と素直な気持ちを伝える。一方、紘一は連から「水口咲は俺がもらう」と宣言され、本当に咲にふさわしい人は誰なのかを考えていた。咲の幸せを願い、紘一は貴也を尾行する。
第9話
互いの幸せを願う咲と紘一は、本音を隠して再び別れた。そして咲は、紘一との共有名義のマンション売却を貴也に一切を委ね、貴也は水戸の緒原家に紘一を訪ねるのだった。ある日、紘一は武史に呼び出された。美土里をだまして大金を奪った立川をやり込めようと作戦を練っているようだ。そして立川に対面した二人は、美土里が必死に隠していたある事実を知ることに・・・。咲が担当するカリスマ恋愛小説家・水無月連の小説が完成間近に。結末は咲と紘一次第だと言う連は、強がる咲の本心を見抜く。それぞれが大切な人に伝えたい、本当の想いとは・・・。
最終話
咲と紘一は、互いの気持ちを確かめ合い、改めて交際をスタートさせた。貴也は、マンションを売ったことを後悔している2人のために、買い戻しの交渉を試みる。すると買い主は、直接事情を聞きたいとマンションにやって来て・・・。そんな中、咲は3年間のパリ研修の話を受けるかどうか迷っていた。チャンスを目の前にして、紘一との生活のことを考えると、なかなか答えを出せない。もし研修を受けるとしたら、連の新しい小説が完成したあと。時間は迫っていた・・・。一方、紘一は、連から偶然パリ研修の話を聞かされ、咲のためにと悩んだ末に、ある決意を・・・。咲と紘一は、互いの幸せを優先しようとし、どんな選択をするのか?ふたりで考えた、ふたりの理想とは・・・!?
(TBSテレビ、金曜ドラマ「リコカツ」より)
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