「anone」
坂元裕二脚本、水田伸生監督、完全オリジナルストーリー。
2010年「Mother」出演:松雪泰子、芦田愛菜、田中裕子、ほか
現代を生きる女性の「母性」をテーマにした社会派サスペンス。
キャッチコピーは「母性は女性を狂わせる」
2013年「Woman」出演:満島ひかり、鈴木梨央、田中裕子、ほか
シングルマザーを主人公に、命をかけて生きる女性の生き様を描く社会派ドラマ。
キャッチコピーは、「わたしには、命をかけて守る命がある」
そして、2018年、日本テレビ×坂元裕二脚本の第三弾「anone」
「生きていく上で、ほんとうに大切なものって・・・何?」
全てを失ってしまった少女・辻沢ハリカ(広瀬すず)は、それでも生きようと思った。
でも、生きる術を知らなかった。
そして、ある老齢の女・林田亜乃音(田中裕子)との運命的な出会い。
それはある事件がきっかけだった。
生きることの意味、ほんとうに大切なものとは?
真実の人間愛を見つけていく物語。
「Mother」「Woman」の衝撃が再び!
anone 第一話 あらすじ
林田亜乃音(田中裕子)は、自宅1階の廃業した印刷工場の床下で、大量の1万円札の束を見つける。
一方、通称「ハズレ」こと辻沢ハリカ(広瀬すず)は、ネットカフェに寝泊まりして、清掃のアルバイトをしていた。
スマホのチャットゲームの中でだけで会える、闘病中の「カノン」さん(清水尋也)と、日々の他愛のない会話を交わすのが楽しみだった。
ある日、友人とのドライブ中に、「札束が入ったバッグが捨てられているのを見た」という有紗の記憶をたどり、ハリカたちは「柘(つげ)」という町を目指すことに。
「柘」は、以前ハリカが祖母(倍賞美津子)と暮らした、幸せな記憶のある町だ。
一方、医者から余命半年の宣告を受け、店を畳もうとしていたカレー屋の店主・持本舵(阿部サダヲ)は、店の客・青羽るい子(小林聡美)と、二人で死に場所を探す旅に出て、たどり着いたのは、「柘」という町だった。
捨てられた大金がきっかけとなって、出会うはずのない人たちの運命の糸が繋がろうとしていた。
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