伝説の殺し屋に育てられた主人公・男虎柊(中川大志)は、殺し屋としての能力は100点だが、自らの間の悪さが災いして、殺そうとしても殺せない・・・。
逆に、危険が迫るターゲットを守ってしまう!?
用意周到に暗殺ターゲットの女に近づくが・・・まさかの恋・・・。
最高に間の悪い殺し屋は、ターゲットを殺すことができるのか?
殺意と恋が入り混じる、スリリング・ラブコメディ!
幼い頃に両親を亡くした男虎柊は父の親友で清掃会社を営む丈一郎(藤木直人)に育てられ、暗殺術を教え込まれた。
しかし丈一郎は、ある日誰かの手によって殺されてしまった。
実は丈一郎は伝説の殺し屋で、返り討ちにあってしまったのだ。
丈一郎を殺したのは私生活が謎に包まれた超大物漫画家・鳴宮美月(新木優子)。
そして柊は丈一郎の仇を取るために殺し屋になる。
決行の日・・・。
第1話
男虎柊は、幼い頃に両親を亡くし、両親の友人・男虎丈一郎に育てられ、丈一郎が営む清掃会社で働いていたが、ある日丈一郎が埠頭で何者かに撃たれ亡くなった。殺したのは大人気漫画「ハリネズミ探偵・ハリー」の作者・鳴宮美月。そして柊は復讐することを決意するが・・・。
第2話
柊は、美月を殺すつもりが、逆に彼女を救ってしまった。柊は、油断させて殺すため「あなたが私を守って」と言う美月の頼みを引き受ける。しかし美月を殺そうと罠を張るものの、なかなかうまくいかない。
第3話
殺し屋のライバル・流星は、忙しい美月たちを慰労したいとグランピングに誘う。柊は、流星が何か企んでいると察して美月を止めるが、彼女は聞き入れない。開き直った柊は、グランピングに行って流星より先に美月を殺すと決意する。しかし逆に流星の罠にはまってしまう。
第4話
美月が「ハリネズミ探偵・ハリー」の実写映画撮影に向けた打合せに参加することになり、柊も同行する。打合せには、流星が立ち会っていて、柊は、流星がまた何か企んでいるのではないかと気が気ではない。
第5話
柊は葵から、鳴宮美月になりすましていた経緯を打ち明けられた。柊は、今すぐ美月を呼び出すようにと千景に迫る。しかし千景も、美月には会ったことがなく、向こうから一方的に連絡が来るだけなのだと答える。しかし防犯カメラの映像から葵が丈一郎を殺したという疑惑は消えていないのだ。
第6話
柊が帰宅すると、見知らぬ女性・莉奈が家の前にいた。彼女が持っていた封筒には、幼い柊と莉奈が遊んでいる写真と男虎柊と藤堂莉奈を結婚させることをここに誓うと書かれた紙が入っていた。丈一郎と莉奈の父は、柊と莉奈を結婚させるという約束をしていたのだ。
第7話
柊に撃たれそうになった葵は、流星に助けられた。その後柊は詩織から、本物の鳴宮美月の正体を聞かされる。詩織の話を聞いて混乱する柊。詩織は柊には葵を殺せないと見限り、新しい殺し屋を派遣すると告げる。
第8話
柊をかばって撃たれた葵は、病院に運ばれて緊急手術を受けるが、葵の意識は戻らず危険な状態が続く。柊が帰宅すると、千景と丈一郎が待っていた。死んだはずの丈一郎が現れ、柊は混乱する。そして丈一郎を撃ったのは詩織だと聞かされ、柊は衝撃を受ける。
第9話
柊が鳴宮美月殺害未遂の疑いで指名手配された。丈一郎は、詩織の策略だと考える。詩織は指名手配されて身動きが取れなくなった柊たちを皆殺しにするに違いない。そこで丈一郎は、鳴宮美月の引退会見を開き、集まったマスコミに柊の無実を証明し、さらに、丈一郎が殺し屋だったことを明かして詩織の不正を公表するというものだった。
最終話
鳴宮美月引退会見が行われる中、柊と葵は、詩織に人質に取られた丈一郎は、会見を止めるしかなかった。詩織は、丈一郎が来るのを待って、みんなまとめて始末すると冷酷に告げる。さらに彼女は、SOSのためには人も殺すと言い放つ。柊は、あくまで正義のためにやったと言う詩織に「詩織さんにとっての正義って何だよ!?」と問いかける。すると詩織は、SOSを立ち上げるきっかけとなった自らの過去を話始める。
(読売テレビ「ボクの殺意が恋をした」より)
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