制限時間内に人々を救い出す、緊急指令室(110番)の直轄チーム「ECU」(Emergency Call Unit)の活躍を描く!
3分で現場到着、5分で現場確認、10分で検挙という被害者の生死を分けるクライシスタイム。
凄腕刑事・樋口彰吾(唐沢寿明)とボイスプロファイラー・橘ひかり(真木よう子)を中心に、捜査官たちは様々な時間に立ち向かう!!
決死のタイムリミットサスペンスが、再び幕を開ける!
港東署「Emergency Call Unit」(通称:ECU)は、通報から10分以内に被害者を救出する初動捜査に特化した部署。
室長の橘ひかりと、ECU緊急出動班の班長・重藤雄二(増田昇太)は、本部での会議を終えたその足で、立てこもり事件の現場へ向かう!
そこには妊婦を人質に取り、爆弾を巻きつけた男が・・・。
ボイスプロファイラーのひかりは、犯人の声をもとに即座に男の特徴を掴むと、指令室の室員たちと連携し、男の身元と目的を割り出していく・・・!
一方、息子・大樹(鳥越壮真)のため、現場から退いていた元刑事・樋口彰吾(唐沢寿明)は、妻の墓参りの帰り、女性が襲われている現場に遭遇。
被害者を救出し、犯人の男を追うが逃げられてしまう。
その直後、先に家に帰したはずの大樹と連絡が取れなくなり・・・。
第1話
港東署緊急指令室「ECU」は通報から10分以内に被害者を救出する初動捜査に特化した部署。室長の橘ひかりと、ECU緊急出動班の班長・重藤雄二は立てこもり事件の現場へ向かう!現場では爆弾を巻きつけた男が、妊婦を人質に声を荒らげていて・・・。
第2話
樋口の裏をかいた白塗りの男とその共犯者・二ノ宮純名は、樋口の息子・大樹を連れて逃走!捜査一課も加わり、全力で逃走車両を追跡する。一方ひかりは、交際相手だった重藤雄二が殺害された時の映像を見直していた。そしてひかりは、犯人の足音のある特徴に気づく・・・。
第3話
薫の幼い弟・優太の連れ去り事件が発生!9歳の頃、塚田の性犯罪被害に遭っていた薫は、弟の残した絵に描かれたある物を見て、犯人が塚田であることを直感する。樋口は塚田の自宅にあった手がかりから、塚田がセメントを扱う工場を犯行場所として下見していたと推測する。
第4話
元交際相手・前薗に拉致されたECU室員の知里。緊急指令室では、逃走車両を特定し、樋口と石川が追跡する。ひかりは、前薗がリゾート近くにある別荘に知里を連れ込むと読み、事件は逮捕監禁事件に発展する。
第5話
白塗りの男に拉致された樋口が目を覚ましたのは、枯れ井戸の底。そこには4体の人骨が転がっていた。必死に冷静さを保ち、投げ込まれていた無線で助けを呼ぶ樋口。かろうじてECUと通信が繋がるも、妨害電波のせいで正確な位置が特定できない。ひかりたちは無線の発信圏内にある廃止された井戸の捜索を急ぐ!
第6話
ひかりを階段から突き落とそうとする大樹!その時、駆けつけた樋口が大樹を抱きしめる!白塗りの男が大樹に植えつけた憎悪。それは、樋口と大樹の親子の絆を壊すことが目的だと確信する。樋口には犯人の心当たりがあり、それは25年前、ある少年の虐待事件に遡る・・・。
第7話
意識が戻った石川が見たものは、銃殺された小野田と、自分の手に握られた拳銃。混濁する記憶・・・そして逃げるようにその場を後にする。小野田の遺体と逃げる石川を目撃した作業員から110番通報を受けたECUは、樋口たちを現場へ派遣。そして防犯カメラに映った石川の姿に、警察内で衝撃が走る!その頃、白塗りの男・久遠京介の自宅に、マンションの自治会長・美由紀が訪れ・・・。
第8話
胸は銃で撃ち抜かれた石川は膝から崩れ落ちた。必死に止血する樋口だが、石川の血は止まらない。一方、屋上を飛び出したひかりは、隣のビルから逃走した狙撃犯と久遠を追う。雑音の中、ひかりの耳が捉えたのは、隣のビルから逃走する聞き慣れた足音。その音の先にいたのは、顔に火傷の痕が残る重藤雄二だった!「来るな」ひかりを牽制する重藤は、現場から走り去る。
第9話
樋口は、久遠と共謀して石川を殺害した片桐に銃を向けたが、片桐はすかさず通孝に銃を突き付ける!自分に引き金を引かせることが久遠の目的であることに気づいた樋口は、あえて片桐に逃亡を許す。その頃、現場のやり取りを聞いていた久遠は、自分の思い通りにならない樋口に苛立ちを感じていた。
最終話
港東署に出頭した久遠は、取り調べる樋口とひかりに、自分が送ってきた人生について語り出す。そして久遠は、自分にとって樋口こそが真の「父親」だと語る・・・。一方、自殺した本部長・小野田が生前に久遠と交わした電話の内容が、ネット上に公開されていることが判明。県警トップが久遠に協力していたことで、世間では警察に対する激しいバッシングが巻き起こる。
(日本テレビ「ボイス 2 110緊急指令室」より)
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