ある日、大好きになった人が発達障害だと分かったら・・・?
新婚ホヤホヤの北山知花(百田夏菜子)と悟(落合モトキ)は、新居に引っ越してきた。
あわてんぼうな知花とマイペースな悟はお互いにツッコミ合って笑う、ささやかで幸せな日々を過ごしている。
しかししだいに、部屋は散らかりっぱなしで、約束忘れも多い・・・。
ある日、悟が帰宅すると、知花は仕事をクビになったと言い、なぜ自分がうまくこなせないのかと悩み、自分と似ていると思った「発達障害」の検査を受けることに。
その結果を聞いた知花と悟は、周りの人々に見守られながら、それぞれ思いがけない行動に出る。
可愛くて、前向きで、心が温かくなる、とある夫婦の幸せのかたちを描いた物語!
第1話
新婚ホヤホヤの知花と悟は、裕福とは言えないが、お互いを思い合い、毎日を笑顔で過ごしていた。知花は派遣のアパレル販売員。悟は漫画家アシスタント。ある日、悟はちょっとした違和感を覚えるようになる。出かける約束をしたのに覚えていなかったり、洗面所のタオルから卵が出てきたり、会話をしててもすぐに話題が飛んでしまったり・・・。そして、知花が仕事をクビになったことで事態は大きく変わってしまう。「私、発達障害かもしれない」検査の結果、特性があると知り、主治医の宮野森楓(中田喜子)に発達障害について知りたい!と邁進する知花。
第2話
知花は、悟からもらったばかりの結婚指輪をなくしてしまった。悟は、発達障害の特性のせいだと気にしないつもりだったが・・・。知花も悟の本心を気にして・・・。そこに悟の同僚・河口が転がり込んできた。同棲中の彼女・綾菜とケンカしたというが、河口の自分勝手な言い分に・・・。似た境遇に駄目押しされた思いの悟は、指輪で出費続きを理由にいつもより仕事に打ち込んでみるものの根本的な解決には程遠く・・・。そのころ知花は、宮野森先生の元へ相談にゆく。悟の気持ちが分からないから発達障害の特性を勉強しようとする。ところが宮野森から思いがけない余談話をされて、ある実践をしていくことに。
第3話
悟は、師匠の野村萬坊から「漫画賞、目指しなさい」と言われ、2週間の休む事になる。そして知花が、代役として漫画工房でアルバイトをすることに。知花は、萬坊やチーフアシスタントの佐竹から作業を褒められ「自分にも出来ることはある!」と勇気をもらう。悟も家で集中して漫画制作に入ろうとしていたが、知花の父・一雄と母・夕子が北海道から突然上京してくる。知花の障害の事は知らなかったが、ひょんなきっかけで告白することに。飲み込めないままの夕子と一雄は、翌日も北山家にやって来る。悟は、漫画をよそに一雄にお付き合いし、知花がどんな子ども時代を過ごしていたか知ってゆく。
第4話
悟は、知花から「悟の同僚の荒川ゆみさんと発達カフェってところに行くの」と報告を受ける。発達カフェとは、知花と同じように発達障害がある人が集まるカフェのこと。早速、ゆみとともにカフェにゆくが、知花は飾ってあったティーカップを割ってしまう。恐縮し、謝り倒す知花に店長の温田と常連客のマッスンは「ナイスです」「僕たちはミスして当たり前ですから」と言う。失敗を認めてもらえる空間を見つけ、心が軽くなる知花。一方、悟も知花にとって過ごしやすい場所が見つかり安堵する。そんな中、発達カフェの客・桐島が悟に絡んでくる。
第5話
知花は、アパレル職に復帰し、セール期間中の短期契約で売り上げを伸ばす好発進。悟の心配をよそに発達障害の特性に対処しながら、順調そうに働いているようにみえたが・・・。一方の悟は、頑張る知花に恥じない夫になりたいと気合を入れ、新作漫画を一晩で描きあげるが、師匠の萬坊どころか、後輩のゆみ、河口からも痛烈なダメ出しを受ける。そんな中、悟は先輩アシスタントの佐竹が工房を辞めようとしている事を知る。「やるだけのことはやった。だから次に進める」佐竹の覚悟に悟は自分の不甲斐なさを痛感する。
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(東海・フジテレビ、土ドラ「僕の大好きな妻!」より)
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