「ママとパパが生きる理由。」
ある日、がんで余命宣告を受ける… その時、もし、わが子が幼かったら… そして、夫婦ともにがんになってしまったら… TBSドラマ初主演・吹石一恵が挑む、実話をベースにした感動のヒューマンドラマ。
吉岡家はどこにでもいる平凡な家族。
夫婦と幼稚園に通うしっかり者のお姉ちゃんとかわいい盛りの弟。
しかしある冬の早朝、柊子(吹石一恵)は右胸に違和感を覚える。
念のため近所のクリニックで受診したところ、大学病院での再検査を勧められる。
そして数日後、柊子は“乳がん”と宣告される。
すでに末期の症状で手術ができる状態ではないという。
柊子は子どものためにも決して病気に負けないことを誓い、前向きに抗がん剤の治療に取り組むが、あまりの辛さと押し寄せる恐怖と不安に心が苛まれる…。
そんな中、夫の賢一(青木崇高)も人間ドックの再検査を受けた際、肺に悪性の腫瘍が見つかる。
柊子と同じく末期の“がん”だと宣告された賢一は、柊子にも実家の両親にも言えず独り苦しむのだが…。
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