「HEAT」
ドラマの舞台は東京の西南部に位置する地方都市・幸多(さちおお)市。
池上タツヤ(AKIRA)は、日比野 仁(稲垣吾郎)が社長を務める不動産会社「クローバー都市開発」の社員で、数百億円規模の都市開発プロジェクトの候補地として幸多市に目をつける。
用地買収のため、地権者の情報を手に入れようと、素性を隠して幸多市の消防団第十一分団に入団したタツヤ。
そこで出会ったのは、安住咲良(栗山千明)をはじめとした個性豊かな消防団員たちと、消防士・合田篤志(佐藤隆太)。
消防職員と違い火災現場での地味な活動、生業の合間をぬっての訓練など、成果主義の不動産会社で成り上がってきたタツヤにとって、消防団の活動は理解できないことばかり。
おまけに彼女たちは、地域の人からあることを理由に「ショボショボ団」と馬鹿にされ、人員減に悩む集団だった。
そんな咲良たちを見下すタツヤだが、懸命に地域住民のために活動する消防団に接し、またライバル視する合田と共に災害に直面する中で、「自分の利益が第一」という信念が少しずつ揺らいでいく。
その一方で、結城エリ(菜々緒)のサポートを受けながら進めていた都市開発プロジェクトをめぐって、他の候補地を推す濱田直紀(田中圭)との争いも激しくなっていく…。
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