「35歳の少女」
「25年ぶりに帰ってきた娘は、10歳の子供だった」
1995年、10歳の少女・望美は不慮の事故で長い眠りについた。
2020年、母の必死の介護によって奇跡的に目を覚ました。
心は10歳、体は35歳。
すべてが変わってしまった世界に戸惑いながらも未来を生きる、時をこえた成長物語。
あらすじ
お遣いを頼まれた10歳の長女・望美は、自転車のブレーキが壊れているとも知らず坂道を飛ばしていた。
次の瞬間、コントロールを失った自転車は崖から大きく放り出され・・・。
望美(柴咲コウ)は病室で目を覚ますが、25年の時が経過していた。
母・多恵(鈴木保奈美)の必死の介護によって奇跡的に目を覚ましたのだった。
望美の心は10歳、しかし体は35歳である自分を受け入れられず・・・。
現在に馴染めないまま退院し、ある「秘密」を抱えたぎこちない家族の食卓が始まる。
そこに望美の初恋相手の広瀬結人(坂口健太郎)が訪ねてくるが・・・。
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