地方の大学医学部を卒業した雨野隆治(白濱亜嵐)は、都内総合病院の外科で研修することになったが、先輩医師や上司からただ怒られるばかりの毎日。
医師とはいえ、まだ研修医で、知識も経験も、まだ何者でもない・・・。
傷ついた患者や、時に救えない患者を前に、無力である現実に打ちのめされ、葛藤し、幾度となく涙を流しながらも、同僚の研修医たちと共に成長していく姿を描く。
雨野隆治は、地方の大学を卒業し、一人前の医師になるという夢を持ち、研修医としてやる気に満ちていた。
しかし研修医の現実は、医師たちが機嫌良く仕事ができるようにするため、サポートという名の雑用をこなす毎日。
その上、救急患者が運ばれてきた時も、うろたえるばかりで何もできない。
それでも、同期研修医の川村蒼(野村周平)、滝谷すばる(柄本時生)、中園くるみ(恒松祐里)には、見栄を張ってまるで自分がやったかのように語り出す。
そんなある日、14歳の少女が母親に付き添われながら、腹痛で救急外来にやってくる。
妊娠も疑われたが、「もうちょう」だと診断され、手術は後日行われることに。
医局のカンファレンスで、どの医師も「忙しい」と互いに手術を押し付け合って誰もやりたがらず、隆治に振られる。
それからというもの、隆治はかき集めた資料を読みこんだり、手術の確認、縫合の練習など準備に没頭する。
そんな中、病院内でトラブルが発生・・・。
「泣くな研修医 キャスト」
(テレビ朝日、土曜ナイトドラマ「泣くな研修医」より)
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