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陸上自衛隊に入隊した未熟な若者たちが、日々壁にぶつかりながら、奮闘していく。
自衛官にとって身を守る鉄帽=テッパチをかぶるにふさわしい一人前の自衛官になったとき、未熟でやけっパチだった人生が、本物のテッパチ人生へと変わっていく!
防衛省の全面協力のもと、実際に陸上自衛隊で使われている機材を使用!
陸上自衛隊を舞台に青年たちの成長と熱き思いを描いた物語。
第1話
国生宙(町田啓太)は、高校時代にラグビー部のエースとして活躍したが、強引なプレーがもとでケガをしてしまう。そしてチームメートから孤立したまま引退。卒業後は定職にも就かず、その日暮らしの生活を送っていた。ある日、ケンカが原因で警察沙汰になり、仕事をクビになった挙句、住んでいたアパートも家賃滞納で立ち退きを言い渡される。そんな時、陸上自衛隊の3等陸佐で、東部方面北東京駐屯地で教育中隊長の八女純一(北村一輝)が声をかけてきた。「訓練生でも給料が出るなら、とりあえず受けてやるか」と中途半端な気持ちで自衛官候補生の採用試験を受け、合格する。
第2話
陸自候補生となった国生宙は、同じ第一班の荒井竜次と乱闘騒ぎを起こす。教官の桜間冬美2尉から「和を乱す人間がひとりでもいれば命取りになる。そんな人間はここには必要ない」と叱責され、宙は自衛隊を辞めようとする。教育隊中隊長の八女純一は「そうやって逃げ続けて生きていくのか」と宙を挑発し、荒井と決着をつけたいのならケンカではなく、来週行われる体力検定の場で勝負すればいいと告げる。宙は、同じ第一班の馬場良成に立会人を頼み、荒井に勝負を申し込む。荒井は「ただ勝負するだけではつまらない」と言って「負けた方がここを辞める」という条件を出す。
第3話
陸自候補生として厳しい訓練を続けている国生宙や馬場良成ら第一班の面々は、同じ班の武藤一哉が父親を刺し殺して少年刑務所に入っていたと言う噂話を聞く。武藤は普段から無口で、何を考えているのかわからないだけに、アイツならやりかねないと言い出す陸自候補生たち。宙や馬場は、ただの噂話かもしれないから気にする必要はないと言うが・・・。そんな折、宙たち陸自候補生は新たな訓練が始まり、桜間冬美2尉が教官のひとりだと知って盛り上がっていた。一方、武藤は男性教官から叱責されながら指導を受けていたが・・・。
第4話
陸自候補生第一班は、厳しい訓練が終われば寮の部屋や娯楽室で、それなりに楽しくやっていた。ある日、サバゲーが趣味でミリタリー通でもある丸山栄一は、射撃の予習訓練でその姿勢の良さを教官たちから褒められる。一方、宙は、桜間冬美2尉の指導を受けていたが、彼女に気を取られてしまい集中できず、冬美に「丸山のようになりたければ体幹を鍛えろ」。「毎日懸垂100回をこなせば少しはましになる」と言われたことが悔しく、その日の夜からひとりでトレーニングに取り組み始め・・・。そんな中、いよいよ実弾を使った射撃訓練が始まり、そこでも良い結果を出す丸山。宙もトレーニングが功を奏し、丸山よりも良い結果を出す。
第5話
自衛官候補生と、WAC(Women's Army Corps)と呼ばれる陸上自衛隊の女性自衛官候補生との特別合同訓練が始まる。ほどなく、森下瑠理香や石崎奈央ら8名の女性自衛官候補生が北東京駐屯地にやってくる。そこで出会った奈央のことが気になる小倉靖男。特別講師として入山大吾1尉を迎え、大規模震災における自衛隊派遣についてという講義が行われる。被災した町での自衛官たちの活動を、映像や写真を交えながら紹介した。入山は、かつてテレビ局に務めていて、自衛官に転職したのだった。入山の話に心を打たれる宙たち。講義の後、渡辺や西たちは奈央が気になる小倉の恋を後押ししようとするが・・・。
第6話
陸上自衛隊の自衛官候補生の教育終了まで、残すところあと僅かとなっていた。教官の八女純一と桜間冬美は、候補生たちから提出された希望職種やその理由が書かれた書類を見ていた。宙は、第一志望から第五志望まですべて普通科と書いていて、その理由は「肉体的精神的に強くなりたい!!」だった。そんな中、実際の戦場を想定した戦闘訓練と徒歩行進訓練を柱にした2日間の総合訓練が行われる。教官の八女は、「この3ヵ月間に鍛え上げてきたものをすべて出し切れ!」と候補生たちに発破をかける。果たして、彼らは無事に最終訓練を乗り越え、卒業することができるのか・・・!?
第7話
厳しい訓練を乗り越え、晴れて自衛官となった国生宙と馬場良成は、普通科隊員南関東駐屯地に配属される。教官だった桜間冬美は、1尉に昇級し、普通科隊員として宙たちと同じ駐屯地に異動になった。若干の不安を抱きながら隊舎に向かった宙と馬場を待っていたのは、先輩自衛官たち。先輩たちからのイタズラに耐えつつ、押し付けられる雑用をこなしながら日々の厳しい訓練に明け暮れる宙たち。そんな折、宙と馬場の歓迎会が行われることになる。そして自衛隊にも部活があり、ラグビー部もあることを知るが・・・。
第8話
国生宙と馬場良成は、班長の大木隆之から「南関東駐屯地祭り」の話を聞く。自衛隊員が地域住民と触れ合うためのイベントで、公開演習や打ち上げ花火、盆踊りや出店もあり、若い女性と親しくなるチャンスもあるらしい。それを聞いた宙たちが盛り上がっていると、野村晴樹がやってきて、今年の駐屯地祭りが中止になったことを告げる。本来ならばお祭りだったはずの休日に宙と馬場は、祭りの雰囲気だけでも味わおうと、たこ焼きを作る。そんな折、金子の元妻・理恵が、7歳になる娘の花音を連れて駐屯地へやってくる。
第9話
国生宙と馬場良成は、先輩自衛官の風間速人から合コンに誘われ、参加することになる。7人が参加した今回の合コンの相手は、エステティシャンだという女性たちだった。風間はそこでもモテ男ぶりを発揮し、女性の相手があまり得意ではない大木をネタに場を盛り上げる。あくる日、大木は、風間が宙や馬場に「大木は終わっている」などと話しているのを聞いてしまう。大木は、しばらく何かを考え、班長として、部下のことを知る必要があるので、ひとりずつ面接を行うと言い出す。大木は、宙がラグビー部出身だったことや、馬場が音楽隊を目指していることも知っていて、アドバイスをする。
第10話
国生宙ら大木班の仲間たちは、テレビのお見合い番組に、広報活動の一環として出演することになった。番組収録の日、南関東駐屯地の体育館に20人の女性たちが集まり、収録がスタートした。馬場は、真面目で清楚な雰囲気の女性・葵と良い雰囲気になり、宙もギャルっぽい女性と麻雀の話で盛り上がる。収録の様子を見守っていた桜間冬美は、何故か宙たちのことが気になり・・・。宙は、後片付けで冬美と二人きりになる。ギクシャクした雰囲気の中、宙は「音楽隊を目指している馬場を本気で応援している」と告げて立ち去る・・・。
第11話 最終回
病気休暇中だった馬場良成から、桜間冬美のもとに退職届が送られてきた。国生宙は、馬場のために何をすればいいのかわからず苦悩していた。八女純一は、馬場がいまも病気休暇ということになっていると冬美から教えられる。宙と連絡を取った八女は、馬場の退職届がまだ受理されていないことと、馬場にしてやれることは何もないが最後まで信じてやることはできると伝える。八女の言葉で少し前向きになれた宙は、入院中の芝山勝也の見舞いに行くが、芝山は、宙の顔を見るなり敵意を向けた。するとそこに風間速人が現れ、「宙の話を聞いてやってほしい」と頭を下げる。数日後、宙たちは、大雨で発生した土砂災害の現場に向かう。
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(フジテレビ、水10ドラマ「テッパチ!」より)
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