「なつぞら」
戦争で両親を失った少女・奥原なつ(広瀬すず)。
「お前のそばに、もう家族はおらん・・・」
「だが、わしらがおる」
北海道・十勝の大自然と、開拓者精神あふれた強く優しい大人たちが、彼女を癒やし、たくましく育てた。
やがてなつは、当時まだ「漫画映画」と呼ばれていたアニメーションの世界にチャレンジする。
東京で生まれ、両親を戦争で失い、父の戦友に養女として引き取られた戦災孤児の少女・奥原なつが、アニメーターを目指す姿を描く、夢と冒険、愛と感動のドラマ。
なつぞら あらすじ
1946(昭和21)年初夏、戦争が終わり、奥原なつ(9歳)は父の戦友・柴田剛男(藤木直人)に連れられ、北海道・十勝にやって来た。
戦災孤児のなつを受け入れた酪農一家・柴田家は、北陸からの開拓移民。
剛男となつの父とは戦友で、もしもの時は、お互いの家族の面倒を見るという約束をしていた。
剛男の父・泰樹(草刈正雄)は、なつを厄介者と言いながらも内心不憫に思っていた。
子どもながらに覚悟を決めたなつは、牛馬の世話や乳絞りを懸命に手伝う。
なつの頑張りに心を動かされた泰樹は、生きる術をとことんたたき込む。
やがて、なつは素敵な馬の絵を描く少年・山田天陽(吉沢亮)と出会う。
天陽から当時、アメリカではやっていた漫画映画の魅力を教えられ、「絵が動く」夢のような世界があるのかと感動する。
高校生になったなつは、生き別れていた兄が東京で働いていると知らされ・・・。
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