「ボイス 110緊急指令室」
妻を殺された敏腕刑事×父を殺された声紋分析官。
通報電話の声が、二人を事件現場に駆り立てる。
連続殺人鬼を追う決死のタイムリミットサスペンス!
緊急指令室には、電話による通報から3分で現場到着、5分で現場確認、10分で検挙という被害者の生死を分ける「クライシスタイム」が存在する・・・。
クライシスタイム内に人々を救うため、緊急指令室(現在の110番)内に新たに独自の捜査ユニットが創設された。
その名は・・・「ECU(Emergency Call Unit)」。
勘と行動力で突き進む凄腕刑事とボイスプロファイラー(声紋分析官)たちが協力して、助けを求める人々を救っていくタイムリミットサスペンス!
さらに、主人公たちの愛する家族を無残に殺害した「真犯人」を突き止めていく壮大な復讐劇が幕を開ける!
ボイス 第一話 あらすじ
3年前・・・。検挙率トップを誇る港東署強行犯一係の係長。樋口彰吾(唐沢寿明)。
「ハマの狂犬」の異名を持つ樋口は、犯罪グループの張り込み中に妻・未希(菊池桃子)からの着信に気づくものの、業務を優先してしまう。
その着信が妻からのSOSだとは知らずに・・・。
そして謎の殺人鬼に追われ恐怖の中で息を潜める未希が、110番に助けを求めた。
港東署の緊急指令室で未希のSOSに応じた警部補・橘ひかり(真木よう子)は、一度切れた通話にコールバックしたことで殺人鬼に居場所を知らせ、電話越しに未希が惨殺される一部始終の音を聞いてしまう。
後輩の石川透(増田貴久)から事件の連絡を受けた樋口は、惨殺された妻の姿を目の当たりにしてしまう。
1ヶ月後・・・法廷。事件当日は泥酔状態で何も覚えていないという未希殺害の被疑者・相良相良(平原テツ)に対し、検察側の証人として証言台に立ったひかりが、相良の声が電話で聞いた犯人の声ではないと証言する。
通話記録を調べればわかると話すひかりだが、提出された証拠には犯人の声は記録されておらず・・・。
相良の犯行を確信する樋口は、ひかりの証言に逆上し、法廷は混乱に包まれる。
3年後・・・。実績を積んだひかりは、自ら希望を出し港東署の緊急指令室長に就任。
被害者を迅速に救出するためのチーム、「ECU(Emergency Call Unit)」の設置を警察幹部たちに提案する。
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