再集結したキントリ・チームが史上最大の危機に直面!
キントリ解散まであと100日!
取調官・真壁有希子(天海祐希)が、可視化設備の整った特別取調室を舞台に、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げる。
「取調室」という名の密室の戦場で行われる銃も武器も持たない生身の人間同士の死闘を描く。
これまで以上に濃厚な会話劇、そして濃密な人間ドラマを展開していく。
第1話 第2話
北海道警察へ出張することになった真壁有希子(天海祐希)は羽田空港で白髪の老女と出会う。その後自分の座席に着くが、出発時刻になっても、飛行機は一向に離陸しない!様子を探るため、CAたちがいるギャレーに駆けつけると、飛行機が「ハイジャック」されたことが判る。そこにはCAにインスリンポンプを突き付ける、先ほどの老女の姿があった!「私は国民青年派の大國塔子(桃井かおり)だ」と名乗り、ハイジャックを宣言。駆け込んできた警乗警察官・山上善春(工藤阿須加)が人質解放と投降を促すも、塔子は爆弾を機内に持ち込んでいることを明かし、同じ便に乗っている国土交通副大臣・宮越肇を呼ぶよう要求!宮越に汚職疑惑の真相を語らせ、政権の責任を問うと息巻く・・・。
第3話
注目のボクシングのバンタム級タイトルマッチ、「大卒のプリンス」ともてはやされる現チャンピオン・加賀見光一郎に挑戦するのは、デビュー戦以来4戦連続のKO勝ちを収めた元不良少年・石倉衆ニ。対戦1週間前の会見が開かれた直後、会見に出席していた週刊誌記者・梅本マサルが、川に転落して溺死。亡くなる前に顔面を殴られていたことが判ったほか、石倉と一緒に事件現場付近を歩いている姿を防犯カメラがとらえていた。
第4話
画期的な食品廃棄物リサイクルシステム「SY21」を開発した企業「スリー食品」の工場でガス漏れが発生し、2名が死亡した。当初は事故だと考えられていたが突如、事件として扱われることになる。防犯カメラ映像に、エンジニア・橘頼子が自ら開発に関わった「SY21」をわざと故障させ、ガスを発生させる姿が映っていたのだ。
第5話
「緊急事案対応取調班」に、ロボットの取り調べ要請が入った。都内の民家で一人暮らしをする老人・村松和代が頭蓋骨を骨折して息絶えているのを、隣家の主婦・土居マサエが発見。そばにあった見守りカメラ搭載のAIコミュニケーションロボット「ハイリー」から、和代の頭部皮膚片が検出されたのだ。高所に置いてあった「ハイリー」が偶然落下したと考えるのが普通だが、和代の傷は2カ所。そこで「ハイリーが故意に殺した」という説が出てきたのだった。
第6話
誘拐事件の捜査を担当する警視庁特殊犯捜査係の班長・鬼塚貞一が「緊急事案対応取調班」に押しかけて来た。朝5時すぎに財務省勤務の諸星和彦から、6歳の息子・翼が別居中の妻・諸星麻美に誘拐されたという。麻美はキッチンから包丁を取り出して暴れた挙げ句に息子を連れ去り、その後は連絡も取れず行方不明・・・。
第7話
国土交通副大臣・宮越肇の汚職疑惑を糾弾すると宣言し、ハイジャック事件を起こした大國塔子。黙秘を続けていた彼女が、ついに裁判で重い口を開いた!その証言内容に世間は騒然・・・。「緊急事案対応取調班」のメンバーも、塔子の言動に目を見張る。そんな折、警視庁捜査一課に異動し、同課の刑事・渡辺鉄次の新相棒となった山上善春は、警視庁を訪ねてきた人気霊能力者・貴船馨と出くわす。
第8話
物流センターでアルバイトをする主婦・上原あゆみが、倉庫内で交際を迫ってきた社員・桜田剛を振り払い、転落死させてしまった事件。故意に殺した可能性もあるため、「緊急事案対応取調班」に取り調べ要請が入った。この事件を解決すれば、キントリ存続の可能性もある・・・?有希子と菱本進は、あゆみの取り調べを開始。ところが、この事件の捜査は未曾有の大事件を誘発してしまう。菱本が単独捜査に走った挙げ句、逮捕されてしまったのだ。
(テレビ朝日、木曜ドラマ「緊急取調室 4th SEASON」より)
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