冴えない太っちょ少年がイケメンエリートに!
クラスで人気者の優等生美少女が無職の残念女子に!
真逆の成長を遂げた二人のラブストーリー!
そこへ強力な恋のライバル出現!
イケメンエリートと残念女子の初恋すれ違いラブストーリー!
第1話
佐藤愛(小芝風花)は、子供の頃、美少女でクラスの人気者だったが、28歳の誕生日にバイトをクビになり、今やすっかりダサくなった。
そんなある日、アメリカへ引っ越した初恋の相手・長谷部宗介(中島健人)から「帰国するので会いたい」とメールが届く。
気弱で太っていて、いじめられっ子だった宗介が大好きで、2人は両思いだった。
待ち合わせ場所にいた宗介は、洗練されたクールな男に成長していた。
幻滅され、嫌われることを恐れた愛は、急きょ、代役として同居中の桐山梨沙(佐久間由衣)を宗介の元へ向かわせる。
懐かしい思い出がよみがえり、またあの頃のように一緒にいたいと願う宗介に、愛は明日からイギリスに留学すると嘘をつく。
しばらくして、大手出版社に採用された愛は、ファッション誌「ザ・モスト」の編集部で働くことになる。
そして売上が低調な雑誌を立て直すためにやってきたクリエイティブディクター兼副編集長が、なんと宗介で・・・。
第2話
愛に扮し、宗介に留学先のイギリスにいるよう装った梨沙だったが、ある日偶然、宗介と遭遇。その場は何とか切り抜けるが、このままでは自分が愛でないこともすぐにバレてしまう焦る。一方「ザ・モスト」編集部では、読者の興味を引く企画を打ち出せない編集部員たちに、宗介がイライラを募らせ、自身は海外の一流デザイナーに接触を図っていた。
第3話
宗介が一流デザイナーとのコラボを成立させ、メンバーはお祝いを兼ねて食事へ行く。アルコールが苦手な宗介がうっかり酒を口にしてしまい、倒れた宗介を愛が送っていくことに・・・。すると、部屋には2人の思い出のパズルが飾ってあり・・・。
第4話
宗介は、梨沙が扮する愛との待ち合わせ場所に向かう途中、母親がバイク事故で亡くなったときの状況がフラッシュバックし、雨の中で動けなくなってしまう。偶然その場に居合わせた本物の愛が介抱すると、宗介は、かつて幼い愛が同じように寄り添ってくれたことを思い出し、熱いまなざしを向ける。
第5話
愛の特集記事「手紙が書きたくなる一人旅」の掲載誌が完成した。愛は初めて認められたような気がして、うれしくてたまらない。しかし「ザ・モスト」は売上げでライバル誌に大きく水をあけられ、立て直しを任された宗介は窮地に立たされる。
第6話
自分のミスで引責辞任した愛だが、「早く帰ってこい」という宗介の言葉で編集部に戻る。ファッションもメークも洗練され、まるで別人のように美しく変身した愛。早速、愛が考えた童話企画について編集会議が行われ、その席で愛は、コラムの執筆を人気絵本作家の夏川ちかげに依頼したいと申し出るが・・・。
第7話
昔も今も、宗介が好き・・・。自分の気持ちに気づいた愛は、すべてを打ち明けようと宗介の元へ急ぐが、そこで梨沙の姿を見てしまう。梨沙がいまだに愛のフリを続け、ひそかに宗介と会っていたのだ。一方の宗介は、本物の愛を思う気持ちが日に日に強くなり、思いを伝えようとする。しかし・・・。
第8話
宗介は今思いを寄せている本物の愛こそが、16年間、再会を夢見てきた初恋の相手だと知る。愛もまた、宗介が自分に気づいたことを知り、樋口の告白を振り切って宗介の元へ急ぐ。お互いの気持ちが通じ合った2人は晴れて再会を果たすが、愛は梨沙のことが気になっていた。
第9話
宗介は「ザ・モスト」の存続がかかった次号の目玉企画として、メディアにほとんど出ない人気アーティスト・アリサの独占インタビューをとってくる。一方の愛は、宗介との恋が実ったことで、樋口に対し気まずさを感じていた。そんなある日、休日出勤している宗介に弁当を差し入れた愛は、宗介から「モストの存続が決まったら、プロポーズする」と告げられ・・・。
第10話
宗介が取材交渉を続けてきた謎の作家・楠瀬凛の正体は、樋口だった。樋口は「モストを救いたい」と、自らの生い立ちや小説への思いをつづったインタビュー原稿を手渡す。記事を掲載すれば話題になり「ザ・モスト」の存続も夢ではない。しかし、正体が明らかになったら楠瀬凛の生活は一変してしまう・・・。悩んだ末、宗介は掲載を見送ることを決め。一方、愛の元には、絵本作家のちかげから「絵本の仕事を再開する」とうれしい知らせが届く。
(関西テレビ「彼女はキレイだった」より)
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