「MIU404」
タイムリミットは24時間!
誰よりも早く犯人にたどり着け!
警視庁には現在3つの機動捜査隊が存在するが、新しく設置された臨時部隊「警視庁刑事部・第4機動捜査隊」が舞台。
伊吹藍(綾野剛)と志摩一未(星野源)はその第4機捜に所属し、第1~3機捜のヘルプだけでなく、捜査1課などの各部署のヘルプを行う。
普段は覆面パトカーで地域をパトロールし、110番通報があれば事件現場に急行、迅速に初動捜査を行う。
しかし、初動捜査で解決できない場合は専門の部署に引き継ぎ、継続捜査は行わない。
彼らに与えられた時間は24時間だけ・・・。
機動力と運動神経はピカイチだが機捜経験がなく、刑事の常識にも欠ける伊吹藍。
考える前に身体が動いてしまう「野生のバカ」。
常に先回り思考で道理を見極める志摩一未。
観察眼と社交力に長けているものの、自分も他人も信用しない理性的な刑事。
第4機捜の隊長から伊吹とバディを組むことを命じられた志摩は、隙あらば暴走する「野生のバカ」に振り回されながら、犯人を追う羽目になる。
二人は信頼しあえるバディになれるのか・・・!?
第1話
警視庁刑事部機動捜査隊(通称:機捜)が3部制から4部制に変更となった。新設された第4機捜の隊員として招集された志摩一未(星野源)だったが、人事トラブルからバディとなる隊員が見つからないという事態に。やむを得ず、候補段階で落としていた交番勤務員の伊吹藍(綾野剛)を招集し、バディを組むことになる。志摩は伊吹がどんな人物なのか分からないので伊吹の情報を集めてみると「とにかく足が速い」「彼については話したくない」「二度と顔を見たくない」と調べれば調べるほど不安になる。そして迎えた第4機捜任務初日。伊吹は礼儀正しく好印象だったが・・・!?
第2話
伊吹と志摩が街をパトロールをしていると、伊吹が隣を走る車に違和感を抱く。その後、殺人事件の容疑者が凶器を持って逃走中という無線が入る。伊吹が違和感を抱いたその特徴から容疑者が乗っていたかもしれないと察知し追跡。一方、陣馬(橋本じゅん)と九重(岡田健史)は、殺害現場の初動捜査にあたり、第一発見者の証言から容疑者に加々見崇と言う人物が浮上する。加々見は、事件現場のハウスクリーニング会社で真面目に働く社員だったという。
第3話
西武蔵野署管内でイタズラ通報が頻発している。イタズラ通報は「通報したプレイヤーが警察から逃げ切ったら勝ち」というネット上のゲームを模倣した愉快犯の遊びのようだ。これまでその通報に対応した警官全員が犯人に逃げ切られていると言う。後日、伊吹と志摩が管内をパトロールしていると、入電中に通話が切れるというこれまでのイタズラと同じ手口の通報が入り・・・。
第4話
拳銃による殺人未遂事件が発生。被害者は元ホステスの青池透子で、加害者男性も含め現場から立ち去った。通報を受けた伊吹と志摩は、透子が駆け込んだ近くの薬局へ急行する。店主の証言では、透子は銃創の応急処置をした後、大金の入ったスーツケースを持って姿を消したという。隊長の桔梗(麻生久美子)は彼女が過去に裏カジノ事件に関与していた事を知っており、伊吹と志摩に行方を追うよう指示する。
第5話
日本人店員が勤務するコンビニで強盗事件が同時発生する。現場周辺の店舗でコンビニ店員に扮して張り込みを行う伊吹と志摩。しかしその店舗も強盗に襲われてしまう。さらに付近の店舗も強盗に襲われるが、張っていた捜査員によって一斉に確保される。犯人はその大半が低賃金で労働する元外国人技能実習生だった。しかし留学生のマイが勤務する別のコンビニでは、犯人を取り逃がしていた。その一件が発端で、マイに共犯の容疑がかかってしまう。
第6話
伊吹は「志摩は、相棒殺し」という噂を聞き、直接真相を聞き出そうとするが志摩は一向に話そうとしない。伊吹は、志摩のかつての相棒である香坂が不審な死を遂げていた事を九重から聞き出す。伊吹と九重は香坂の死の真相と同日に起きた連続毒殺事件について調べ始めるが・・・
第7話
トランクルームで男性の遺体が発見され、伊吹と志摩は現場に駆け付ける。そこには猫砂の山に埋まり、微笑むような穏やかな顔をしている遺体があった。自殺のようにも見えるが、伊吹と志摩は、他のトランクルームの利用者であるジュリと、家出少女のスゥとモアの聴取を行うことに。更にトランクルームに住んでいる男・倉田の証言で、死亡した男についてある事実が分かる。
第8話
伊吹と志摩は現場へ急行する。山中で男性の変死体が発見されたのだ。特徴的な創傷と残された文字から、未解決の連続猟奇殺人の可能性が浮上し、事件は捜査一課の管轄となる。捜査会議に参加した伊吹と志摩は、一課の刑事・刈谷の手伝いに駆り出される。刈谷と訪れた不自然死究明研究所、通称「UDIラボ」で、臨床検査技師の坂本と出会う。その後、複数の前科があった被害男性の最初の事件を担当した刑事が恩師の蒲郡だった。
第9話
虚偽通報事件で逃走中の高校生・成川が暴力団の関係先に出入りしているという情報が入る。九重は成川を取り逃がしたことに責任を感じ陣馬と共に成川を捜し出そうとするが・・・。一方、成川は久住(菅田将暉)の世話になりながら、ナウチューバ―・RECに接触し、賞金一千万がかけられた羽野麦の捜索を依頼する。
第10話
伊吹と志摩が追っていたエトリが、ドローン爆弾で死んだ。司法解剖の結果、5年前に起きた殺人事件の容疑者がエトリであることが判明。エトリはいつも、システム開発に詳しい若い男の指示で行動していたことがわかる。志摩はその若い男こそ、久住という男ではないかと考える。留置場にいる高校生の成川は久住と面識がある。桔梗は、九重と陣馬に成川から久住について聞き出すよう指示。そして、伊吹と志摩にはその裏付け捜査をするよう指示する。
最終話
同時多発爆破テロのニュース映像はフェイクと判ったが、爆破テロの大混乱でトラックにひき逃げされた陣馬の救急搬送が遅れてしまった・・・。志摩はフェイクに気づけず、判断を誤った自分を責めていた。九重も陣馬の相棒として一緒に行動できなかったことを悔やみ、桔梗は班長としての責任を痛感。そして伊吹は・・・。さらに、依然として久住の行方は掴めないまま・・・。
「MIU404」 キャスト
テレビ朝日「MIU404」より
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