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謎の家庭教師・トラコが、3人の母親と3人の子供を救う個別指導式ヒューマンドラマ!
生活レベルも全く違う3人に共通するのは、自分の子供を志望校に合格させたいという願い。
いっぽう3人の子供たちも、親には言えない問題を抱えていた。
トラコは、世の中にある現実を子供たちに見せ、いつしか「正しいお金の使い方」を知ることになる。
彼女はなぜそんなに「お金」にこだわるのか?
そして、トラコの本当の「目的」とは・・・。
第1話
新聞記者の中村真希(美村里江)は、一人娘・知恵(加藤柚凪)を有名私立小学校に合格させようと躍起になっていた。しかし、おもちゃメーカーに勤める夫・朔太郎(細田善彦)は、非協力的。そんな真希の元に、伝説の家庭教師・根津寅子(橋本愛)からメールが届く・・・どんな志望校も合格率100%!しかも授業料はそちらが決める!高卒でコスプレが趣味で不愛想なトラコは、保護者とのやり取りは東大出身の秘書・福田福多(中村蒼)に任せきり。どんな生徒も必ず第1志望に合格させるのだが、トラコの授業を受けるためには3つの条件があった。「教育方針には口を出さない」「授業中は部屋を覗かない」「授業の日はお宅に泊めていただきます」。いぶかしがりながらも契約を結ぶ真希。同じ頃、息子を東大に合格させたい上原里美(鈴木保奈美)、中学受験を控えた息子を女手一つで育てる定食屋の店主・下山智代(板谷由夏)も、トラコと契約をしていた。
第2話
トラコは、智代の営む定食屋「万福亭」のレジから息子の高志が5千円札を抜き出すところを目撃するが、智代に告げ口はしなかった。高志が「何で言わなかったの?」と質問すると「5千円を何に使うか知らないから、まだ」とトラコは答える。実は高志はいじめっ子たちからカツアゲされていることを知ったトラコは「一緒に行ってやる」と、高志を連れて課外授業へ出掛けることに。トラコは高志を連れていじめっ子たちの前に現れ、カツアゲした金を何に使うのか尋ねる。使い道がスマホゲームの課金だと分かると「ダメだ、こいつらに金を渡しちゃ」と高志に告げ、さっさと一人で先に帰ってしまう。
第3話
トラコは、守が街で一人お笑いライブをしているところを目撃する。「お笑い芸人になりたいなら、ママにそう言えば?」と背中を押すが、守は「反対するに決まってる」と言う。息子・守の東大合格を願う母・里美は、守の成績が上がらないのは授業料が足りないからだと思い込み、今までの倍の金額となる20万円をトラコに支払う。守は、そんだけあったらお笑い養成所の入学金が払えるとトラコに言う。その夜、トラコは上原家で夕食をごちそうになり、みんなの前で打ち明けるよう守に合図するが、父・利明たちを前にすると守はますます言えなくなり・・・。
第4話
新聞社に勤める真希は、会社の方針に従わなかったため、メール室への異動の辞令が出た。「いい加減、大人になれ」という上司に、真希は「子どもに説明できないことはできません」と会社を辞めてしまう。真希が会社を辞めたことを見抜いたトラコは、中村家の生活費を心配する。真希が仕事を失うと、家のローンや、知恵の学費も重くのしかかってくる・・・。トラコは「ご主人に相談なさったらどうですか?」と助言するが、真希は「そんな必要ないです」と聞く耳を持たない。その夜、真希は朔太郎から、義母が振り込め詐欺に引っ掛かり、100万円をだまし取られたと聞かされる。
第5話
智代が胃ガンにかかり、手術が1週間後に控えた智代に「高志にはもう伝えたんですか?」とトラコは聞く。智代は「伝えなきゃね」と言いつつ、勉強に励む高志を見るとどうしても打ち明けられず、トラコに病気のこと黙っててもらえますかとお願いする。そんな智代の変化に気付いた高志は「先生、何か知らない?」とトラコに聞くが、そのうち分かるから焦らず待つようにと答える。その夜、智代は珍しく弱気になる。貯金がほとんどなく保険にも加入していないので、今死んだら高志にいくら残せるか・・・?トラコは高志が大学を卒業するまでに必要な金額を4630万とはじき出し、智代に告げる。「一緒に考えましょう。4630万円手に入れる方法・・・」
第6話
トラコと里美は、高級店でバッグをひったくろうとした男の子を児童養護施設に送り届けると、男の子は頭が良く面倒見のいい子だと施設長は話す。トラコは、負債が膨らんでいるこの施設を救いたかったのかもと言う。助けるには3000万円必要だと知り、里美は夫に相談してみるという。上原家では、利明の新頭取就任が決まり、副頭取に女性を起用したことで、世間の評価もうなぎ上りだという。そんな中、守が上原家を出てアパートを借りると言い出すが、里美は反対する。
第7話
トラコと連絡が取れない・・・。トラコは、今までが無断で休んだことはなく、体を壊したのではないかと心配するが、トラコがどこに住んでいるのか母親たちは何も知らない。その頃、福多のマンションでは、トラコが次のステップに進むため「そろそろ例のこと伝えて」と福多に指示する。福多は「おまえがやろうとしてることって、あまりにも過激だから」と、5年前にトラコと再会した時のことを思い出す・・・ 。ヤバそうな軍団に追われているトラコと偶然再会した福多は、トラコの後を追い、通り掛かった定食屋「万福亭」に逃げ込む。トラコは出来の悪い生徒を叱ったことで、その親のヤクザの部下から追い掛けられていたと言う。
第8話
トラコは、3人の母親に対し、一方的に家庭教師をやめると告げる。納得がいかない母親たち3人はトラコに、子どもたちを裏切らないでほしい、何でもやるから戻ってほしいと懇願する。トラコは、そんな母親たちに条件を出す。真希には旦那の小遣いを倍にすること。智代には角煮定食を1000円に値上げすること。里美には別居中の夫と離婚すること。真希は、朔太郎に今までの倍の小遣いを渡す。朔太郎の喜ぶ姿を見た知恵は、こういうのを先行投資と言うのだと、トラコから教わった知識を真希に話す。智代は、高志から実質値上げしていることを指摘され、守るべきは値段ではなく質であることに気付く。そして里美は、守と2人で自立するために離婚届にハンを押した。
第9話
トラコが歩道橋から突き落とされ、病院のベッドで目を覚ます。看護師によれば、打ち所が悪かったら命が危なかったらしい。突き落とされるのを目撃した人がいるため、警察が事情を聴きに来ると知ったトラコは、警察が来る前に病院を抜け出して・・・。一方、福多は見合いをする。相手の日向子は福多となら幸せな家庭を作れそうだと乗り気だが、好きな女性のタイプを聞かれた福多はトラコを思い浮かべてしまう・・・。そんな福多のスマホに、なつぞらホームの園長から電話が・・・。トラコは家庭教師を再開するが、以前のようなヤル気が全く出ない。そんな中、福多からメールが届く・・・。
第10話 最終回
3人の子どもたちに突然「受験をやめたい」と言われたトラコは大慌て。知恵は模擬面接を完璧にこなし、明日の試験に向けて準備万端にもかかわらず、もし落ちたらパパとママがガッカリするので怖くなったという。トラコは「以前なら福多がいてくれたから思い切ったことができた」と言うと、真希と朔太郎は今すぐ福多に連絡しろとせき立てる。気まずい思いを抱えながらも福多に電話をかけたトラコは、福多から「失敗を恐れるな」と背中を押され、あることを思いつく・・・。一方、高志は、今の成績なら合格間違いなしなのに、受験をやめて公立に通いたいと言う。そして守が東大受験をやめたい理由は、同級生を妊娠させてしまったからだった・・・。
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(日本テレビ、水曜ドラマ「家庭教師のトラコ」より)
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