「いだてん」
日本のオリンピックは、マラソンの金栗四三(中村勘九郎)と陸上短距離の三島弥彦(生田斗真)の2人の選手から始まった。
1912年(明治45年)嘉納治五郎団長(役所広司)と共に「ストックホルム大会」に初参加した、金栗は「日射病で失神」、三島は「外国人恐怖症」で大惨敗。
だが、そこから持ち前の根性で猛勉強、日本はスポーツ大国へと成長する。
1936年(昭和11年)「ベルリン大会」では、「前畑ガンバレ」でお馴染みの水泳の前畑秀子をはじめ金メダルを量産。
念願の1940年「東京オリンピック」招致を勝ち取る。
だが、支那事変の影響等から日本政府が開催権を返上。
日本は暗黒の時代に突入して行く。
水泳指導者の田畑政治(阿部サダヲ)は、戦後間もない時期から東京オリンピック招致を訴え続け、ついには、1964年(昭和39年)「東京オリンピック」を実現する。
オリンピックには、 知られざる日本人の「泣き笑い」の歴史が刻まれている。
1912年「ストックホルムオリンピック」から、1936年「ベルリンオリンピック」、1964年「東京オリンピック」までの3大会を中心に、激動の52年間を描く。
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