「まだ結婚できない男」
「結婚できない男」桑野信介(阿部寛)が帰ってきた!
50歳を過ぎても、相変わらず独り身の桑野は、今度こそ結婚するのか、しないのか!?
偏屈×独善的×皮肉屋の建築家・桑野信介が、令和になってさらに進化!?
人生100年時代と言われるこのご時世で、53歳になった桑野は、偏屈さに一層磨きがかかり、相変わらず独り身を謳歌する日々。
しかし、ひょんなことから出会った女性たちとの間で、運命の歯車が回り始める!
果たして、今度こそ人生のパートナーを見つけることができるのか?
第一話 あらすじ
桑野信介(阿部寛)は腕のいい建築士。
「メリットがない」という考えから結婚の経験はなく、恋人を作ることもなく、気楽なシングルライフを送っていた。
母・桑野育代(草笛光子)と妹・中川圭子(三浦理恵子)は、そんな結婚できない桑野の性格を嘆くが、唯一、義弟の中川良雄(尾美としのり)だけは良き理解者だった。
さらに、かつての部下で、今は共同経営者の村上英治(塚本高史)も、長年の付き合いから桑野の性格を熟知していた。
そんなある日、桑野を非難している「やっくんのブログ」の検索ランキングの順位が上がっていることに気がつき、桑野は怒りをあらわにしていた。
弁護士の吉山まどか(吉田羊)に相談するが、例のごとく、偏屈な発言を連発する桑野の言動に、「敵を作りやすい」とチクリ。
しかし、嫌味など意に介さない桑野は、後日まどかの弁護士としての実力を測るべく裁判所を訪れ、離婚裁判を傍聴するのであった。
まどかは、夫からの離婚の申し出に同意しない妻・岡野有希江(稲森いずみ)の代理人で、この日は原告である夫の浮気が争点に。
しかし、浮気を決定づける証拠はなく、有希江は圧倒的不利な状況に。
閉廷後、偶然トイレで原告の夫と弁護士の話を聞いてしまった桑野は、「お金よりも平穏な暮らしがしたい」と和解の提案を受け入れようとする有希江に「和解はどうかな・・・」と、余計な口出しをしてしまう。
一方、桑野が暮らすマンションの隣の部屋には、若い女性、戸波早紀(深川麻衣)が引っ越してきた。
桑野は早紀の荷物をジロジロ見て話しかけたり、大音量でクラシックを聴いたりするが、そんな桑野に早紀は・・・?
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