底抜けに明るいポンコツ新入社員、田中麻理鈴(今田美桜)が謎の先輩社員・峰岸雪(江口のりこ)にそそのかされ、出世の階段を駆け上がる!
ニッポンのお仕事を明るくするラブ・ジョブ・エンタテインメント!
ワークライフバランスや副業、リモート会議・・・。
働き方が大きな転換期を迎えている今、底抜けに明るい一人のポンコツ新入社員誕生!
窓際部署に配属された麻理鈴は、同じ部署で働く謎の先輩社員・峰岸雪から「あなた出世したくない?」とそそのかされる。
出来ない、しかし、めげない麻理鈴は、各部署の曲者社員たちが抱える職場の問題にぶち当たりながら、持ち前の明るさと、峰岸の小ずるい出世メソッドを武器に、出世の階段を駆け上がる!
第1話
田中麻理鈴は、大手IT企業に就職した彼女は、地下にある「備品管理課」に配属される。そこは、お荷物社員が集められていて、クールな先輩社員・峰岸から「あなたは何も期待されていない」と言われる。他の社員たちからも邪険に扱われるが、そんな悪意にもまったくメゲないのが、田中麻理鈴!彼女が一生懸命働きたい理由には、運命の出会いが絡んでいたのだ!麻理鈴は峰岸に「もっと仕事がほしい!」と付きまとい、根負けした峰岸は「ビルの清掃スタッフの顔と名前を覚えなさい」と謎の指示を出す。麻理鈴は、言われた通りに、清掃スタッフとコミュニケーションを取るようになる。
第2話
麻理鈴は「出世したら何でも好きなことができる」と峰岸にそそのかされ、憧れの「T・O」さんに会えるかも・・・「出世します!」と宣言。そして麻理鈴は、突然「人事部」に配属されることになった。人事部課長の夏目は、出世するためには「女は男の2倍頑張らないといけない」と考えていて、他の女性社員を徹底的に支配&攻撃する態度から「女王蜂症候群」と陰口を叩かれていた。早速、夏目は麻理鈴にも厳しく接するが、ポジティブな麻理鈴には彼女のシゴキも通用せず、それどころか「女王蜂、カッコいい!」と懐かれてしまう。
第3話
入社前に「T・O」さんと運命的に出会った麻理鈴は、正体を知り、峰岸に報告する。麻理鈴は、これ以上出世する必要はないと気を緩めるが、何かを目論む峰岸から「今のまま彼に会って思い通りになるの?」と焚きつけられ、「マーケティング部」に異動することになる。そこで麻理鈴の指導をすることになったのは「リサーチチーム」に所属する梨田。梨田は高いデータ分析力を持っているが、「仕事はお金を稼ぐ作業」と割り切り、将来に備え倹約することをモットーとしていた。梨田がECサイトのトップページに掲載する商品を決めていると聞いた麻理鈴は張り切るが、堅実と安定を愛する梨田は麻理鈴からペースを乱されまいと、距離を置こうとする。
第4話
マーケティング部に麻理鈴が異動してから3ヵ月。出世を目論む麻理鈴は、峰岸の差し金で「125周年プロジェクト」に参加することになった。小野忠がプロジェクトリーダーだと聞いた麻理鈴は表情を曇らせるが、周年プロジェクトが出世の登竜門だと知り、一気にやる気になる。そして、小野の同期でエンジニア部の川端光が発案した企画が進行していた。ゲームデザイナー・鬼丸とのコラボという川端の企画なのに、小野がリーダーを務めることに違和感を抱く麻理鈴。しかし川端は「男性がリーダーのほうが上手くいく」と麻理鈴を制する。
第5話
年の瀬、営業四課への異動が決定した麻理鈴。課長の三島率いる営業四課は、効率化重視のため残業は禁止。更に仕事に支障が出るからという理由で課内恋愛も禁止している。峰岸は麻理鈴に「社内恋愛は身を滅ぼす」と出世100か条を授けたが、T・Oさん一筋の彼女は聞く耳を持たない。一方、小野は麻理鈴から抱きつかれ、それ以来妙に意識してしまう・・・。チーム三島は、営業成績抜群で和気あいあいとした雰囲気だったが、バレンタインの目玉企画でトラブルが発生。代わりの企画に向けて動き出した一同は、オフィスで残業はしないが24時間臨戦態勢。
第6話
麻理鈴は、入社2年目を迎え後輩ができた。清掃アルバイトの山瀬が、オウミに入社し、営業四課に配属されたのだ。山瀬はオウミの社内環境を知るためにバイトをしていたそうだ。先輩になった麻理鈴の最初の仕事は、老舗アパレルメーカーから、出店料を回収すること。しかし、麻理鈴は先輩としての務めを果たそうとするが、自分の仕事が後回しになり空回り・・・。小野に助けを求めた麻理鈴は、小野と山瀬、新入社員の板倉と共に、売上を回復させるための企画を考えることになった。しかし、回り道でも「過程」を大事にする小野。板倉と山瀬は、小野のやり方は古いと批判し、小野と新人2人の間に亀裂が!
第7話
「オウミ」の社長が倒れ、次期社長候補として、実績的に文句なしの専務・島田と、社長の息子の伝弥の名前が揚がった。女性管理職を5割に増やす島田の計画、通称「JK5」の内諾を受けた峰岸は、「オウミ」が変わると期待を寄せる。そんな中、麻理鈴は、会社の10年後を考える伝弥主導の「未来プロジェクト」に応募。しかし、人望も実績もない伝弥のプロジェクトに参加する人材は少なく・・・。社内の派閥について学ぶことになった麻理鈴は、島田派と伝弥派で揺れている取締役がいることを知り、伝弥の誕生日にBBQパーティーを企画する。
第8話
次期社長の島田を怒らせた麻理鈴は、備品管理課に戻されてしまう。明るく振る舞おうとする麻理鈴だったが、備品管理課の仕事は減る一方で、先輩社員も早期退職してしまった。残ったのは、課長の竹内と、企画開発部から異動してきたばかりのマミコだけ。2人の子の育休と産休を立て続けに取ったマミコは、復帰後も時短勤務が続いて、自ら備品管理課に異動してきた。それでもマミコが将来に備えて企画を書き溜めているのを見た麻理鈴は、備品管理課で新しい仕事を始めようと思いつく。早速、放置されている備品をリスト化し、必要な部署に配り始める。麻理鈴の新しい仕事は話題となり、備品管理課に人が殺到するが・・・。
第9話
峰岸が「女性の管理職五割計画(通称:JK5)」の推進室室長に就任し、本格的に計画が始動した。そして麻理鈴は、管理職を目指す女性のための育成プログラムを担当することになった。時を同じくして、T・Oさんがシリコンバレーから笹沼を引き抜いてきて「企画開発部」の課長に就任。笹沼は早速敏腕ぶりを発揮するが、小野は周囲の男性社員が不満を抱えているのを見抜く。麻理鈴が担当する「女性の管理職育成プログラム」は、ワーキングマザーのマミコやエンジニア部の川端らが参加し、大盛況。講師の言葉に背中を押されたマミコは、あるプロジェクトのリーダーを引き受けることを決意し、。母としての視点を活かすことができる企画に張り切る。
最終話
「女性の管理職五割計画(通称:JK5)」が不協和音を生んでいる・・・!峰岸に初めて反発した麻理鈴は「JK5」から出ていくよう命じられた。落ち込む麻理鈴だったが、小野に励まされ「女性の管理職育成研修」で結果を出し、峰岸に認めさせようと決意。早速麻理鈴は「JK5」に「分室」を作り、笹沼やマミコの問題を解決しようと奔走し始める。笹沼やマミコが直面している問題を解決するためには、男性が抱えている課題にも向き合う必要があると気付く。一方、T・Oさんが影でリストラを進めていると疑っていた小野と山瀬は、彼の目論見を知り・・・。
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(日本テレビ、水曜ドラマ「悪女(わる)働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?」より)
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