「可愛い」を武器に生きてきたあざかわ男子 VS 26年恋愛経験ゼロのロボット女
ビールメーカーの営業職・丸谷康介(山田涼介)。
整った可愛らしい顔立ちと人懐こい性格で幼い頃から人気者。
「可愛い」を武器に、仕事も恋も受け身の人生を送って来た。
しかし、30歳を目前に、衝撃的な出来事が・・・。
自分の可愛いが永遠には続かない・・・。
可愛いには消費期限があるという衝撃の事実を知ることに!
これまでは、キラースマイルを放つと仕事も恋も全てがうまくいっていたのに、それがどんどんうまくいかなくなり・・・!?
可愛いという最大の武器を失ったどん底の康介は、受け身の人生に別れを告げて一歩踏み出す。
そして、本当の意味で初めての恋をする!
真田和泉(芳根京子)は、26年間恋愛経験ゼロの通称ロボット女。
幼い頃のある体験から自分は脇役の人生と考えて生きてきた。
勤務先のビールメーカーでも、あまり人と関わらない商品開発部で働いていたが、まさかの営業部に異動し、康介とコンビを組むことに・・・。
第1話
ビールメーカーの新商品発表会場のステージで、カメラのフラッシュを浴びている丸谷康介、29歳。生まれながらの可愛さを武器に、勉強も仕事も恋も、大成功してきた。そしてこの新商品発表イベントでもタレントよりも注目を浴びていた。更に、取材を受けることになった康介が大急ぎでエレベーターに向かうと、たまたま乗り合わせたおっさん(古田新太)が、「超絶可愛い!」と悶え始めるが・・・。翌朝、出社した康介は、上司である営業1部の部長・山室つかさ(西田尚美)から、異動してきた真田和泉(芳根京子)と一ノ瀬圭(大橋和也)を紹介される。
第2話
弥生ビールの営業マン・丸谷康介は、30年後の自分を名乗るおっさんと出会った。にわかに信じられない康介だが、同じ場所に同じ形のヤケドの跡があったことを思い出す。更に康介は、そのおっさんに「可愛い人生もここまで。この可愛いももうすぐ終わっちゃう」告げられ、取引先から担当を替えてほしいと言われたり、恋人・森保莉子にフラれたり、次から次へと不穏な事態に見舞われる。翌日、モヤモヤしたまま出社した康介は、部長の山室から新たに「せいかつドラッグ」という取引先を担当するよう指示される。
第3話
ある日、新商品「夏浪漫」の売れ行きが伸び悩んでいることをで、部長の山室が商品開発部のチーフ・須藤周平と営業一部のメンバーを集めて会議を開く。テレビ番組で「夏浪漫」に合う料理を紹介することになったため、そのレシピを営業部のメンバーに考えてほしいという。そして康介は、休日に自分の家で和泉や後輩の一ノ瀬と一緒にレシピを考えることになる。レシピ考案の当日、一ノ瀬から「マンションのトラブルで遅刻する」と連絡が入る。康介と和泉の二人は、一ノ瀬から頼まれた食材の買い出しをして、先に下処理を済ませておくことに・・・。
第4話
康介は、弥生ビールの社内診療所で診察を受けていた。症状は、食欲がなく、ため息ばかり出て、胸が締め付けられるように痛い。そして康介に下された診断は・・・恋の病!しかし、それなりに恋愛をしてきたという自負のある康介は、その診断結果がふに落ちない。これまでにも、そしてついこの間フラれたばかりの元カノの莉子と付き合っていた時にもこんな症状は出なかった。「今までのは本当の恋じゃなかったのか!?」と、愕然とする。一方で、いつもと様子の違う康介を心配した和泉に声を掛けられると、胸が痛い!
第5話
イメージキャラクターの大原美波が、弥生ビールの新商品「夏浪漫」に合うレシピを紹介する番組の収録でテレビ局を訪れた丸谷康介。しかし、思いを寄せている真田和泉と商品開発部の須藤周平が、廊下の片隅で食事に行く約束をしているところを見かける。すると、康介の頭に、須藤が和泉を抱きしめていた場面がフラッシュバック。翌日、康介と和泉は「夏浪漫」と人気アニメのコラボ缶発売イベントの準備をしていた。そして康介は、この企画が実は和泉の発案だったということを知る。イベントが成功すれば、情報漏洩の濡れ衣を着せられた和泉の汚名を返上できるのではないかと考える康介そして意気込みを新たにするのだが、到着予定時間を過ぎてもコラボ缶が届かない・・・。
第6話
営業1部の康介と和泉は、弥生ビールの新商品と人気アニメのコラボ缶のイベントを何とかやり遂げた。この企画を発案した和泉のために、成功させようと奔走した康介に、和泉は素直に感謝を告げる。康介は、思わず「真田さんのことが好きになっちゃった」と告白すると、和泉が突然キス・・・。「あのキスは何だったんだ?」「告白に対する答え?」しかし、あのキス以降、何事もなかったかのように・・・いやむしろ、そっけなさを増した和泉に康介は戸惑いを隠せない。これまでの元カノたちは康介の可愛さを好きだったことを思い出し、和泉も彼女たちと同じかもしれないと考え始める。
第7話
康介と和泉が付き合うことになった。密かにメッセージのやり取りをするなど、社内恋愛にウキウキの日々を送る一方、社内での立場は教育係と新人。公私の線引きはしっかりしなければならない!ある日、康介のマンションを訪れた和泉は、突然上京してきた康介の母・路子とバッタリ。路子は、康介の父・康弘が入院してしまい、東京に来たという。和泉は「先日お会いした時はお元気そうでしたが・・・」とつぶやき、ハッとする康介!ヤバイ、それはあのおっさんのことだ・・・。焦る康介だが、2人で康弘のお見舞いに行くことになる。
第8話
康介と和泉は、ドキドキの社内恋愛中!お互いの呼び方を変えようと相談するなど、ラブラブモードの2人だが、康介は「もし明日突然、俺の可愛いが終わってしまったらどうなるんだろう・・・」という不安に苛まれる。翌朝、出社した康介は、和泉がスーツ姿の見知らぬ男から「和泉!」と親しげに呼び捨てにされているところを目撃し、激しく動揺する康介。そんな中、会社の組織改革が行われることが発表される。人事コンサルタント・山城大和が説明を始めるのだが・・・その男はさっき和泉を呼び捨てにしていた・・・。大和は和泉とどういう関係なのか・・・。
最終話
和泉は、30年後の康介を名乗るおっさんが、自分の父親だとウソをついていたことを責める。康介は、去って行く和泉を追い掛けようとすると、目の前に立ちはだかったおっさんが「これで消費期限となります」と宣告される。30年後、康介と和泉が一緒にいないこと、そして「未来は変えられない」と告げられた康介は・・・?そんな中、人事コンサルタントで和泉の双子の兄・大和が、経営のスリム化を推し進めるため、営業部門と支社の統廃合や早期退職者も募集する宣言。そして鏑木と康介のもとに、思い詰めた表情の一ノ瀬がやってくる。山室部長が、誰かの退職届を持っていたというのだ。まさか退職するのは大和からアメリカの研究機関を紹介されていた和泉・・・?
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(テレビ朝日、オシドラサタデー「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」より)
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