「僕らは奇跡でできている」
「普通」「常識」「当たり前」
あなたは、そんな目に見えない「ものさし」に縛られていませんか?
相河一輝(高橋一生)は、動物行動学を教える大学講師。
大好きな生き物のことや、自分が気になることについて考え始めると、周囲には目もくれず没頭してしまう性格。
時に人を困らせ、時に苛立たせる。
どこから見ても「変わり者」。
しかし、常識や固定観念に捉われない一輝の言動は、周囲の人々の価値観を大きく揺さぶり、いつしか好きなことに夢中になっていたあの頃の純真無垢な気持ちを思い出させてくれます。
クスッと笑えて、ハッと考えさせられ、最後はほっこり。
生き物の不思議に夢中で不思議な大学講師が、周囲の人々の普通をざわつかせる。
ついつい自分を他人と比べてしまうすべての人に贈る、コミカル・ハートフルドラマ!
僕らは奇跡でできている 第一話 あらすじ
相河一輝は、陶芸家でもある祖父の相河義高(田中泯)に育てられ、今は住み込みの家政婦・山田妙子(戸田恵子)と暮らしている。
半年前、かつて師事した鮫島瞬教授(小林薫)のすすめで講師になったが・・・。
人の話を聞かなかったり、空気を読むことができなかったりして、悪気なく失言してしまうことも少なくない。
さらに、職場のルールを守ることができず、事務長の熊野久志(阿南健治)には日々叱られていた。
そんなある日、歯の痛みが我慢できなくなった一輝は、鮫島の紹介で歯科クリニックを受診する。
そこで出会った水本育実(榮倉奈々)は、容姿端麗で若くして院長を務める、才色兼備なエリート。
来院した一輝の診療にあたる育実だったが、やがて、一方的に話したり、診察の時間を守らない一輝の態度にいら立ちを隠せなくなり、ついに「常識っていうものがないんですか?」とキツイ一言を浴びせてしまう。
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