「健康で文化的な最低限度の生活」
安定を求め就職した、平凡・等身大な新人公務員・義経えみる(吉岡里帆)。
最初に配属されたのは生活課、生活保護受給者を支援するケースワーカーの仕事だった。
ケースワーカーとは、日常生活を送るうえで精神的、肉体的、社会的に困難を抱える人の相談にのり、必要な援助を行う人のこと。
歯車の狂ってしまった彼らの人生を、どうすれば希望ある明日へ導けるのか・・・?
新人ケースワーカーが、挫折を繰り返し・・・いつしか、誰かの希望の光になっていく…!
テーマは「誰かのために、汗かく、夏」!
右も左も分からない新人ケースワーカーが、生活保護受給者たちに右往左往しながらも、福祉の現場で奮闘する成長物語!
健康で文化的な最低限度の生活 第一話 あらすじ
かつて映画監督を目指したが挫折し、安定・平凡を求めて公務員になった義経えみる。
これでこの先の人生も安泰だとホッとしたのも束の間、最初に配属されたのは、生活保護受給者を支援する、生活課だった・・・。
早速、えみるも担当を任されるが、その数なんと110世帯!
福祉の知識もなければ人生経験も足りないえみるは、不安と戸惑いの中で、ケースワーカーとしてのキャリアをスタートする。
そんなある日、役所にかかってきた一本の電話・・・。
えみるの担当受給者である電話の主は、突然「これから死にます」とだけ告げ、電話を切ってしまう。
大慌てのえみるにたいして、前任者や親族は、いつものことだからとまともに取り合おうとしない。
新人のえみるにとっては、あまりにショックな事件へと発展してしまう・・・。
しばらくして、えみるは求職活動中の受給者・阿久沢正男(遠藤憲一)と面談をすることに。
健康上の問題はないのになぜか咳が止まらず、聞けば、一日一食しか食べていないという。
えみるの上司の京極大輝(田中圭)は、お金の使い道に何か秘密があるのではとにらみ、「すぐに家庭訪問。徹底調査!」と指示を出す。
阿久沢の家を訪ね、調査のために冷蔵庫の中を見せてもらったえみるは、そこであるものを見つけて・・・!?
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