「家族の旅路」
一家三人惨殺事件。
30年前、浅利祐介(滝沢秀明)の両親と祖父が殺された。
祐介は母の姉夫婦に育てられ、弁護士となっていた。
そんな祐介に死刑囚の再審請求の依頼が・・・。
その死刑囚とは、祐介の両親と祖父を殺害した犯人・柳瀬光三(遠藤憲一)だった。
事件を調査する事で、次々と明らかになる衝撃の事実。
全て祐介自身に関わるものだった。
私は一体何者なのだ・・・。
迷いや葛藤、苦悩を乗り越え、踏み出した先に待つものは。
成長した浅利祐介が最後にたどりつく場所とは。
家族の旅路 第一話 あらすじ
東京の下町にある法律事務所。
所長の澤田陽一郎(片岡鶴太郎)の下、浅利祐介は弁護士として、忙しい毎日を送っていた。
ある日、事務所に河村礼菜(谷村美月)という女性が祐介を訪ねて来て、驚くべき依頼をする。
「柳瀬光三に会ってください。あなたのご両親を殺した男です」
「あなたでなければできない仕事だから」
祐介が被害者遺族である事を知った上で、祐介に柳瀬の再審弁護人になってほしいと言う依頼だった。
柳瀬は、末期がんで余命わずかな礼菜の母・河村あかね(横山めぐみ)の最初の夫だったという。
「冗談じゃない!」
「親の仇の弁護など出来るものか」
祐介は礼菜を追い返してしまう。
しかし、祐介は弁護士としての本分を思い出し、事件に向き合う決意をする。
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