入れ替わった父とバカ息子。
「天然総理」がニッポンを変える!
ある日突然、現職総理大臣とその息子の心と体が入れ替わってしまったら・・・?
そしてそのまま、それぞれの役割を果たさなくてはならなくなったら・・・?
ある日突然、互いの「心」と「体」が入れ替わってしまった内閣総理大臣である父・武藤泰山(遠藤憲一)とその息子の大学生・翔(菅田将暉)。
原因も解決方法もわからぬまま、翔は泰山の代わりに国会に出るが、勉強もせずに日常を送っていたため、審議や質疑応答の内容がまったく理解できない・・・。
すっとぼけた答弁や漢字の読み間違いも日常茶飯事・・・。
しかし、大人の世界に染まっていない翔だからこその真っ直ぐな意見や純粋な思いは、いつしか国会をそして国民をも動かすことになっていく。
一方、現職総理大臣という中身のまま、大学生の生活を送ることになった泰山は翔の代わりに就職活動をする羽目に・・・。
しかしそこはさすが総理大臣で、圧倒的な知識と弁論力で面接官を論破してしまうが、面接自体は成功せず・・・。
第1話 組閣
歴史に残る支持率低迷を記録した民政党。政権交代が危ぶまれる中、総裁選に立候補した武藤泰山は、民政党のドン・城山和彦の力を借りて、内閣総理大臣の座を手にする。赤坂の高級クラブで盟友・狩屋孝司と公設第一秘書の貝原茂平と祝杯をあげる中、貝原は泰山の息子・翔が事件を起こして足を引っ張らないよう釘を刺すのだった。
第2話 外交
「心」と「体」が入れ替わってしまった泰山と息子の翔。翔は勉強などろくにしてこなかったため、国会で漢字の読み間違いを連発してしまい、武藤内閣は危機に瀕してしまう。世間からは「武藤総理」ならぬ「ムノー総理」呼ばわりされる中、ウズラスキスタン国の大統領・ガードナーが来日する。レアメタルの輸入交渉を成功させなくてはならない武藤内閣は、ガードナーを「おもてなし」することに。
第3話 政敵
泰山と翔の入れ替わり事件には「世界最先端の科学技術兵器が使用されている」との情報がもたらされた。防衛省の技術本部で検査を行なった結果、体内に脳波を操作するためのチップが埋め込まれている可能性が浮上。一週間ほど前、泰山と翔は同じ歯科で親知らずを抜いていたことが判明する!
第4話 盟友
泰山と翔だけでなく、長年の政敵である蔵本志郎と娘の村野エリカまでもが入れ替わってしまった。防衛省の技術研究本部で脳波の検査を行なうと、泰山と翔に埋め込まれたものと同じチップが装着されていたことが判明。長年いがみ合ってきた立場の泰山と蔵本だったが、この入れ替わり事件の犯人を見つけ出すまでは、一時休戦し手を組むことに!追い打ちをかけるように南真衣から「秘書をやめさせてほしい」という申し出があり・・・。
第5話 革命
CIAから脳波を入れ替える技術を盗んだ人物が逮捕され、泰山と翔にチップを埋め込んだ丸山田歯科の院長がジャカランダというフリースクールの理事長・黒川に接触していたことがわかる。翔は以前に真衣からジャカランダでのボランティアに誘われており、それを聞いた泰山は真衣に連絡し、武藤総理のフリースクールを視察のお膳立てをする。
第6話 暗殺
学生の間で黄色い帽子を被り、国会議事堂の方角に向かって夢を叫ぶ「イエローキャップキャンペーン」が広がり、ジャカランダフリースクールの資金難問題も一件落着。武藤内閣の支持率も上がり、泰山はひと安心。さらに、公安の新田の捜査によって脳波ジャックの犯人にも徐々に近づいていた。その矢先、ネット上で悪質なデマによる武藤内閣ネガティブキャンペーンが繰り広げられていることが判明!泰山や官房長官の狩屋らは犯人探しに躍起になる。
第7話 謀反
真衣を守るために、凶弾に倒れた翔。泰山は、わざと脳波を操作して元の身体に戻り、瀕死の息子を救おうと考えるが、誰もが泰山の死を覚悟。だが、事前に何者かによって脳波操作オペレーションのパスワードが書き換えられており、泰山の思惑は失敗に終わってしまう・・・。
最終話 民王
ついにお互いの身体に戻った泰山と翔。そんな中、公設第一秘書の貝原から、城山和彦の離党・新党立ち上げに付いていくと宣言される。城山は民政党を離党し、新党・前進党を立ち上げ、すぐさま国会で武藤内閣不信任案を提出。内閣不信任案は可決され、10日以内の内閣総辞職か衆議院解散総選挙のどちらか二択を迫られる。
「民王 キャスト」
テレ朝動画より
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