「流星ワゴン」
西島秀俊&香川照之が“親子”役で競演!
累計発行部数100万部を突破した重松清原作「流星ワゴン」が豪華キャストでドラマ化!
真面目でしっかりした性格で、何よりも妻と息子を大切にし、日々を正直に生きるが、妻子の心の闇を見過ごしてしまったことで家庭が破綻してしまう会社員・永田一雄を演じるのは、数々のドラマや映画で活躍目覚ましい西島秀俊。
そんな一雄とは対照的に、破天荒で血気盛ん、数々の事業を興して成功させた一雄の父・永田忠雄を香川照之が演じる。
更に、一雄の妻で家庭では良き妻・良き母親を演じているが、一方で完璧過ぎる夫から逃れたいと感じ、ふとしたきっかけから心のバランスを崩してしまう永田美代子を井川遥。
一雄が駅前で一人佇んでいた時に突如目の前に現れたワゴンを運転する橋本義明を吉岡秀隆が演じる。
一雄の母・永田澄江に倍賞美津子、妹・永田智子に市川実和子。
豪華かつ多彩なキャスト陣で贈る、感動のドラマ!
永田一雄は死んじゃってもいいかな、と思っていた。
仕事はリストラ寸前・妻からは離婚・子供は引きこもり。
地元で入院している父親を見舞に行った時に貰える交通費の余りで何とか暮らしている有様。
その父親も癌でいつ死ぬかも分からない。
父親の見舞帰りに駅で酒を飲んで酔っ払っていると、ロータリーに1台の車が停まっている事に気が付く。
その車には5年前、偶然見た新聞の交通事故の記事で死亡が報じられた橋本親子が乗っていた。
言われるがままにその車に乗り込む一雄。
そしてその車は一雄を、人生の分岐点へと連れ戻す。
降り立ったのは、仕事の途中で妻を見かけた日。
他人の空似だろうと仕事に戻ろうとした所に、一人の男が目の前に現れた。
一雄はその男の事を、よく知っていた。
その男は今の自分と同い年、38歳の時の父親だったのだ。
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