「花咲舞が黙ってない」
東京第一銀行入行5年目の花咲舞(杏)は、明るい性格で、客からも同僚からも人気のテラー(窓口係)。
ある日舞は、本部の「臨店班」に異動を命じられる。
臨店とは、問題を起こした支店へ行って、指導し解決を図る仕事。
舞はそこで、出世コースから外れたベテラン行員の相馬健(上川隆也)とコンビを組むことになる。
舞と相馬は、事務ミスが見つかった茅場町支店へ向かう。
二人の来訪に、支店長の矢島(羽場裕一)は迷惑顔を浮かべ、ミスはベテランのテラー・聡子(木村佳乃)が一人でやったことだと説明する。
だが、聡子の優秀な仕事ぶりを見た舞は、どうしてもそれが信じられずにいた。
そんな中、営業終了後の集計作業で現金が100万円足りないという事件が発覚する。
聡子が、客の請求より多く払い出してしまう「過払い」というミスを犯していたのだった……。
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