「臨床犯罪学者 火村英生の推理」
斎藤工 × 窪田正孝 イマ、世間の注目を一身に浴びる2人が、ちょいワケありな名探偵としてバディを組む、本格推理エンターテインメント!
斎藤工演じる犯罪学者・火村英生は、「この犯罪は美しいか?」と、殺人現場に快楽を求め、「人を殺したいと思ったことがある」と公言し、究極の犯罪を追い求める、かなりヤバそうな男。
かたや、窪田正孝演じる推理作家・有栖川有栖は、「この犯罪はオモロイか?」と、火村の捜査を観察しながら、時に的外れな推理を繰り出しつつも、危なげな彼の保護者役を自認する、ちょっと頼りなげな男。
およそ、捜査現場に似つかわしくない2人が、お互いの残念な欠陥を補完しながら、犯罪者が現場に残した複雑怪奇な“トリック”という挑戦状を、究極的に美しいロジックで解明!
予想を覆す真相を炙り出していく!まるで美しい手品のように…。
原作は、映像化されていない最後の本格ミステリーで、有栖川有栖の代表作。
謎と闇を抱えながら犯罪捜査にストイックな火村と、彼の葛藤と脆さを救おうと使命感を持つアリスの、切なさを秘めたバディの、友情と信頼関係の妙が人気を博し、20年以上続く大ロングセラー・シリーズ!
<ストーリー>
【第1話より】
英都大学の准教授・火村英生(斎藤工)は、警察の依頼を受けて殺人事件の捜査協力をする犯罪学者。
彼は「人を殺したいと思ったことがある」と公言し、究極の犯罪を追い求める。
心に闇を抱える火村を見守りサポートするのは、友人の推理作家・有栖川有栖(窪田正孝)。
火村はアリスをパートナーに、数々の事件を解決してきた。
火村は、若い女性2人が殺害された連続通り魔事件の捜査に関わっていた。
2人の口の中には、解読できない謎のメッセージが書かれた紙切れが残されていた。
事件が起こったのは、2週連続で火曜日の夜。火村は、3週目の火曜日の夜に第三の殺人が起こるのではないかと考えていた。
火村の予想通り、3週目の火曜日の夜に同じ手口の殺人が発生。火村とアリスは、現場へ駆け付ける。
被害者はまたしても若い女性で前の2件と同じく、背中から鋭利な刃物による刺殺。
被害者の口の中には、犯人からのメッセージらしき紙切れがあり、そこには「NIGHTPROWLER」(ナイトプローラー)と書かれていた。
“ナイトプローラー”とは、「絶叫城」という人気テレビゲームのキャラクターと判明。犯人には「絶叫城」の知識があると考えられた。
「絶叫城」を制作したゲーム会社を訪ね、ゲーム制作に関わった人間を探る。
次の火曜日まであと3日となった晩に、第四の殺人が起こってしまう。
被害者は、フリーライターの雪枝(入山法子)。殺害の手口は前の3件と同じで、口の中に残された紙切れには“GAME OVER”と書かれていた。「絶叫城」も、4人が死ぬとゲームオーバーというストーリー。
一連の犯行は「絶叫城」に従って行われ、これが最後の犯行ではないかと思われた。
しかし、火村は「この事件は、これまでの3件と違う」と断言し…。
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