「はじめまして、愛しています。」
あなたは、愛の伝え方を知っていますかー?
それは、子どものいない夫婦が、親に捨てられた見ず知らずの5歳の男の子を自分たちの子どもにしようと決断し、“本当の家族”になろうと奮闘する6カ月の物語。
男の子は笑わず、しゃべらず、名前もありません。
一切の感情を失くした子どもに他の大人たちが苦慮する中、なぜか夫婦は彼とコミュニケーションが取れる唯一の方法を持っていたのです。
これは奇跡か、それとも運命か…。
戸籍上、本当の親子として認められるこの養子制度には、タイムリミット、試験期間、裁判による審議など、まるで「本当の親子になるためのテスト」のような難題が数々設けられています。
挫折続きのピアニストの妻(尾野真千子)と、自他ともに認めるお人好しの夫(江口洋介)は、この課題をクリアしようと七転八倒。
そんな、もがきながらも前進し続ける愛すべき夫婦の姿を、遊川がユーモアたっぷりに描き出します!
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