「コウノドリ」
都内のとあるライブハウスでは、謎の天才ピアニストBABYがライブ演奏中。
客席は一杯なのに、開演10分でライブは終了してしまう。
実はBABYの正体は、ペルソナ総合医療センターの産科医・鴻鳥サクラ(綾野剛)。
そんなサクラを、救急車から妊婦の受け入れ要請の連絡が入ってとまどう新米産科医の下屋加江(松岡茉優)が電話で呼び出していたのだ。
受け入れ要請の妊婦は、産科検診を受けず、妊娠週数も不明の「未受診妊婦」だった。
未受診妊婦はリスクが高すぎる。
万一、感染症などがあれば、医療スタッフにとっても他の患者にとっても、極めて危険な患者となる。
しかし「未受診なのは母親のせいで、お腹の赤ちゃんに罪はない」と、サクラは新生児科にも受け入れ体制を組むように要請。
新生児科のリーダー・今橋貴之(大森南朋)が、躊躇する白川領(坂口健太郎)らを抑え、受け入れを決める。
さらに、サクラは、未受診妊婦のフォローのために、メディカルソーシャルワーカーの向井祥子(江口のりこ)にも来てもらうように指示。
そこへ、ベテラン助産師の小松留美子(吉田羊)も駆けつける。
果たして緊急搬送されて来た未受診妊婦・夏希は無事に出産できるのか。
サクラと周産期医療のチームプレーで奇跡を起こすことができるのか─?
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