「夜のせんせい」
様々な職業を転々として場末のスナック「来夢来人」のママにおさまった、夜野桜(観月ありさ)38歳。
桜にとって、そこは数々の人生経験がものをいう天職とも言える場所だった。
しかし、そんな彼女に突然転機が訪れる。
店の常連客である、砂川誠(光石研)の半ば強引なスカウトにより、定時制高校の教職に就くことになったのだ。
「一人でも退学したら、即、クビ」の条件で担任を務めることになったクラスは、よりによってワケありの生徒たちのオンパレード。
年齢も生活環境も違う“生徒"たち。
いつ辞めてもおかしくない、ひと癖もふた癖もある生徒ばかりだ。
しかし桜は、「私はあなたたちの手を絶対に放さない」と、どんな問題にも首を突っ込むことに…。
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