「BORDER」
捜査中に頭に銃弾を受け、生死の境を彷徨った、警視庁捜査1課刑事・石川安吾。
奇跡的に生き返り、脳内に銃弾が残ったままの状態ではあるものの、やがて仕事にも復帰する。
石川は脳内に残留している銃弾の影響からか、予想もしない能力を手にすることとなる。それは・・・「死者と会話ができる」能力。
被害者=死体の声が聞こえる刑事の、普通ではない捜査が始まった。
しかし、死者と話せるタイムリミットはその死体が荼毘に付されるまで。
被害者の証言から犯人を聞き出せても、証拠がなければ犯人を捕らえることができない。
死者の声は石川にしか聞こえない。
外部にユニークな協力者を多数得ながらも、警察組織の中ではひとり、石川の孤独な闘いが始まった。
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